下記のような悩みはありませんか?
留学のトラブル発生時ってどうすればいいの?
海外でのトラブルって怖い。
留学とは、異国の地で一人で生活するということです。生活するうえでトラブルが発生することはありますが、海外でどうやってトラブルに対処すればよいかわからない方が多いと思います。
そこで、留学時時のトラブルについて留学経験者に独自のアンケートを実施しました。その結果、多かったトラブルランキングとその解決法について解説します。実際に、私が留学していた時に起こったトラブルも含めて紹介します。
留学時にトラブルは必ず起こります。事前に知っておくことで防げるトラブルはたくさんありますので、留学前に一度読んでおきましょう。本記事を読むことで下記がわかります。
・留学時に起こるトラブルTOP5
・各トラブルへの対処法
・トラブルに巻き込まれないために
留学中にトラブルは起こる?
そもそも留学時にトラブルって起きるものでしょうか?結論から言うと、トラブルは起こります。私が独自に行ったアンケートでは、下記のような結果がでました。
Q:留学時にトラブルに遭ったことがあるか?
留学経験者の約8割が留学中にトラブルに遭ったと回答しています。
また、このようなデータもあります。海外での事故発生率:3.7%(出典:ジェイアイ災害火災)
27人に1人が海外渡航時に事故に遭っています。
留学中に多いトラブルTOP5
留学経験者87人にアンケートを取った結果をランキング形式で紹介します。
1位:”健康”に関するトラブル(18人)
健康に関するトラブルに遭った方が一番多くいました。具体的には下記のような回答がありました。
・風邪/病気にかかった
・自転車で転んでけがをした
・薬が合わず、さらに風邪が悪化した
対処法:
まずは、病院へ受診しましょう。日本語で対応してくれる病院がある都市も多くあります。
日本から持っていっている薬があれば、処方しましょう。ない場合は、市販の薬を処方しましょう。市販の薬は自分に合う/合わないがあります。周りの日本人に聞いてから薬を購入することをおすすめします。
私自身一度全身がかゆくなり、病院に受診したことがありました。
日本語の通訳がいる病院を選んだので安心感を持って、受診できました。
2位:”住む”に関するトラブル(13人)
ホームステイやシェアハウスなど“住む”ことに関するトラブルも多かったです。ホームステイとシェアハウスでそれぞれトラブルがありましたので分けて紹介します。
オーストラリアの滞在方法については、こちらで解説しています。
ホームステイ先でのトラブル
・シャワーの時間が長いと怒られる
・ホームパーティの回数が多い
・宗教的な理由で食事制限がある
・その家庭独自のルールがある
(門限や食事のルールなど)
対処法:
ホストファミリーとの相性が合わない場合は、1人で悩まず留学エージェントに相談しましょう。ホームステイ先の変更やホストファミリーとの話し合いなど対応してくれます。
また、初日にホストファミリーとルールについて話しておくことも重要です。家庭でのルールを聞いておくことで、お互い気持ちよく生活ができます。
渡航前に、留学エージェントにホストファミリーの情報を聞くこともおすすめします。どんな人かわかってから行くことで、心の準備ができると思います。
私の周りにも途中でホームステイ先を変えてもらっている人がいました。
シェアハウス先でのトラブル
・自分が買った食べ物が盗まれている
・同居人が夜に大声でパーティをしていて寝れない
・内見時に家のオーナーに襲われそうになった
対処法:
シェアハウスはいろんな国のいろんな考え方の人と一緒に住むということです。今まで自分の常識だったことが通用しないことが多くあります。
シェアハウスをするうえで一番重要なのは同居人とのコミュニケーションだと思います。コミュニケーションをとり、同居人と仲良くなることをおすすめします。
ここはやめてほしいと素直に伝えると直してくれることもあります。それでも解決しない場合は、家のオーナーに相談しましょう。
また、女性一人でシェアハウス探し時の内見は避けましょう。部屋に連れ込まれて、襲われそうになるということもあるそうです。シェアハウスの内見は、友達などを誘って一緒に行きましょう。
実際に私の女友達も家の内見時にオーナーに1対1で部屋に連れ込まれたという話を聞きました。
シェアハウス内見の際は、必ず友達と一緒に行くことをおすすめします!
3位:”お金”に関するトラブル(7人)
お金に関するトラブルは日本にいても多いですが、留学時にも発生します。具体的には、下記のような回答がありました。
・生活するだけのお金がない
・友達にお金を貸したが、お金が返ってこない
・銀行からお金が引き出せない
対処法:
どこに住んでいてもお金の問題は起こります。
まずは、留学にはどれだけのお金が必要かを事前に確認してから渡航しましょう。留学に必要なお金はこちらで解説しています。
現地でお金を稼ぐこともおすすめです。留学中に働ける国では、働いてお金を稼ぐと生活に余裕も出ます。
また、人にお金はなるべく貸さないようにしましょう。たとえ親しい友達でも避けることをオススメします。金の切れ目が縁の切れ目というように、お金の貸し借りでトラブルになることはとても多いです。
留学中は特に、貸した友達が母国へ帰ってしまい持ち逃げされるケースもあります。その他の事例としては、私自身一度ATMからお金が引き下ろせなくなりました。その際は、すぐに銀行に行き状況を話して銀行のお姉さんに対応してもらいました。
シドニー留学、サンフランシスコ留学にかかる費用は、下記で解説しています。
4位:”英語”に関するトラブル(4人)
英語に関するトラブルは4位にランクインです。具体的には下記のようなトラブルの回答がありました。
英語に関する不安と対処法はこちらで詳しく解説しています。
・学校の英語の授業についていけない
・日本人とばかり一緒にいて英語が伸びない
・伝えたかったことが伝わらず誤解される
対処法:
授業についていけない場合は、学校のスタッフまたは留学エージェントに相談しましょう。クラスのレベルを1つ下げてみると問題解決につながることが多いです。
日本人と一緒にいて英語が伸びないというのは、僕の経験談です。アメリカ短期留学時、英語での会話が成り立たず常に日本人といました。大金を払って留学に行ったのに英語がほとんど身につかず帰国をしました。
対処法としては、まずは自分の意識を変えることです。
2回の留学失敗後の3回目留学時には、下記を意識したことでかなり英語が伸びたと感じます。
・大金を払って留学させてもらっている
・留学中の時間を一瞬も無駄にしない
・決められた留学期間で絶対に英語力をアップさせる
留学中に効果のあった勉強法と効果のなかった勉強法はこちらで解説しています。
また、留学前に事前勉強を必死で実施したことも効果があったと考えています。留学前の事前勉強について、こちらで解説しています。
5位:”事件/事故”に関するトラブル(3人)
事件/事故に遭ったという方もみえました。具体的には下記のような回答がありました。
・財布を盗まれた
・海で溺れて死にそうになった
・卵を投げつけられた
対処法:
事件/事故に巻き込まれた場合は、まずはヘルプを要請しましょう。命の危険がある場合は、周りの人や警察に助けを求めましょう。
また、パスポートの盗難などは日本大使館へ連絡しましょう。どこへ連絡していいかわからない場合は、まずは留学エージェントに相談しましょう。相談に乗って一緒に考えてくれたり、相談先を教えてくれます。
アジア人差別から、卵を投げつけられたという人もいました。このような事は、起こってはいけませんがまだ少なからず起きているということです。防ぐのは難しいですが、暴行を受けないためになるべく友達と行動することをおすすめします。
番外編:”空港”でのトラブル(2人)
乗り継ぎミスや時間遅れなど空港でのトラブルもありました。
具体的には下記のようなトラブルです。
・パスポートを失くした
・乗り継ぎできなかった
・入国審査で止められた
対処法:
空港では、特に貴重品の管理に気を付けましょう。空港での盗難も発生していますし、貴重品を空港に忘れて渡航してしまうと留学先で困ってしまいます。
入国審査時にも、普通に答えれば止められることはほとんどありませんが、あまりにも受け答えができないと問題になるケースがあります。
入国審査時には簡単な質問のみしか聞かれないので事前に予習しておきましょう。こちらの記事で入国審査時の受け答えが詳しく解説されています。
私自身中国の空港でパスポートを失くした時かなり焦りました。
すぐにインフォメーションに相談して見つけていただきました。
留学中のトラブルを回避するために
留学中のトラブルを回避するために一番重要なのは、
“トラブルを想定して事前に準備しておくこと”です
出国前後で準備しておくべき事項を下記で紹介します。
出国後の準備
・留学エージェントの連絡先の確認
・日本語が通じる病院の連絡先の確認
・日本大使館の連絡先の確認
・治安の悪い場所の確認
留学中にトラブルは必ず起こります。事前に準備できることはすべてしておきましょう。
外務省からも海外渡航時のトラブル対策に関するページが出されています。留学前に読んでおくことをおすすめします。
留学中にトラブルに巻き込まれたときは
留学中にトラブルに巻き込まれた場合は、まずは周りに相談しましょう。下記のような連絡先に相談するとアドバイスをもらえます。
“健康”に関するトラブル
・各都市の病院(日本語OKな病院も存在する)
“住む”に関するトラブル
・家のオーナー(シェアハウスの場合)
・留学エージェント(ホームステイの場合)
“お金”に関するトラブル
・警察(お金を盗まれた場合)
・該当の銀行(銀行口座などで問題発生時)
・留学エージェント(どうしていいかわからない場合)
“英語”に関するトラブル
・学校の先生
・留学エージェント
・英語が喋れる友達
“事件/事故”に関するトラブル
・警察(事件/事故に巻き込まれた場合)
・日本大使館(パスポートを失くしたときなど)
・留学エージェント(どうすればよいかわからない場合)
“空港”でのトラブル
・インフォメーションセンター
・各航空会社のスタッフ
留学先でトラブルに巻き込まれたときは、1人で抱え込まずに誰かに相談することが重要です。自分の力で解決できないときは、積極的に人を頼りましょう。
トラブル時の対処法については、下記の記事でも詳しく解説されていますのでご確認ください。
まとめ:事前準備をしてトラブルをなるべく避けよう!
本記事では、留学中のトラブルの種類と対処法を解説してきました。留学をトラブルで台無しにしないために、万全な事前準備をして留学に臨みましょう。独自アンケートの結果、トラブルランキングは下記のようになりました。
トラブルランキング
1位:健康に関するトラブル(18人)
2位:住むに関するトラブル(13人)
3位:お金に関するトラブル(7人)
4位:英語に関するトラブル(4人)
5位:事件/事故に関するトラブル(3人)
留学中にトラブルに巻き込まれた際は、下記の方に連絡しましょう。
“健康”に関するトラブル
・各都市の病院(日本語OKな病院も存在する)
“住む”に関するトラブル
・家のオーナー(シェアハウスの場合)
・留学エージェント(ホームステイの場合)
“お金”に関するトラブル
・警察(お金を盗まれた場合)
・該当の銀行(銀行口座などで問題発生時)
・留学エージェント(どうしていいかわからない場合)
“英語”に関するトラブル
・学校の先生
・留学エージェント
・英語が喋れる友達
“事件/事故”に関するトラブル
・警察(事件/事故に巻き込まれた場合)
・日本大使館(パスポートを失くしたときなど)
・留学エージェント(どうすればよいかわからない場合)
“空港”でのトラブル
・インフォメーションセンター
・各航空会社のスタッフ
不明な点などありましたらこちらからお問合せください。
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