下記のような悩みはありませんか?
オーストラリア留学の際にどのビザを申請していいかわからない!
そもそもビザって何?留学前に申請がいるの?
オーストラリア留学を予定している人にとって、ビザの疑問や不安があると思います。私自身、オーストラリアに留学するときどのビザを申請すればよいかわかりませんでした。
私は、旅行でイギリスからアメリカへ行くときビザの申請を忘れており搭乗拒否になり、出国できないことがありました。ビザとは渡航するのに、それくらい重要なものです。
本記事では、3回の留学経験と現地留学会社で働いた経験からオーストラリアのビザについて徹底解説します。本記事では下記のことがわかります。
・ビザとは何か
・各ビザの特徴
・目的別おすすめのビザ
ビザとは?
ビザってなんとなくは理解しているけど、正確にはわからない人もいるのではないでしょうか。留学に行く前に正確に理解しておきましょう。
ビザは「入国許可証」
ビザとは、留学先の政府が発行する“入国許可証”です。留学先の政府が下記のような手順でビザを発行します。
- STEP1入国希望者の身元の確認
- STEP2身元確認結果、問題なければビザ発行
危険人物や国際指名手配犯などが自国に来ないように身元の審査をしています。オーストラリアでは、たとえ1日であっても入国する場合はビザが必要ですので事前に申請しましょう。
ビザを別名「査証」と言います
パスポートとの違い
留学するにはパスポートとビザが必要ですが、パスポートとビザは何が違うのでしょうか。パスポートは日本国民であることを証明する書類です。
ビザとパスポートの違い
ビザ・・・留学先の政府が発行する、入国許可証
パスポート・・・日本政府が発行する、日本国民であることの証明書類
パスポートは日本国政府が発行するもので、海外に行くときは絶対に必要です。渡航先で唯一の身分証明書で空港やホテルのチェックインなどいろんな場面で使用します。
オーストラリア留学で選択可能なビザ
ビザは、1種類ではなく目的に合わせて数種類存在します。オーストラリアに留学する際に選択可能なビザは、下記の3種類です。
オーストラリア留学する際のビザ3種類
・学生ビザ
・ワーホリビザ
・観光ビザ
留学の目的や期間によっておすすめのビザが変わります。それぞれのビザの比較を次の章で比較しています。
オーストラリア留学で選択可能なビザ3選徹底比較
観光ビザ(ETAS) | 学生ビザ | ワーホリビザ | |
---|---|---|---|
滞在可能期間 | 3か月以内 | 3か月~5年 | 12か月以内 |
就学期間 | 3か月以内 | 3か月~5年 | 17週間以内 |
就労 | 不可能 | 2週間で40時間以内であれば可能 | 上限なく可能 |
ビザ延長 | 不可能 | 可能 | 可能 |
申請費用 | AUS$20 | AUS$630 | AUS$495 |
対象年齢 | 制限なし | 6歳以上 | 18歳~30歳 |
メリット | 申請費用が安い | 学校に通える期間が一番長い | 長い時間働くことができる |
デメリット | 就労ができない | 長い時間働くことはできない | 学校に通えるのは17週間以内 |
こんな人向け | 3か月以内の留学予定者 | 語学習得が最優先の人 | お金稼ぎが最優先の人 |
オーストラリアビザ3種類の詳細
オーストラリア留学の際に取得する3種類のビザについて詳しく紹介していきます。
観光ビザ
観光ビザは、3か月未満の留学の際に取得するビザです。日本のパスポートでは、観光ビザ不要国も多いですがオーストラリアへは観光ビザの取得が必須です。
ETAS(Electronic Travel Authority)と呼ばれる観光ビザの取得が必要です。オンラインで自分で申請することも可能です。特徴としては、3か月以内で学校に通うことはできますが就労はできません。ビザ申請料金は、AUS$20です。
申請に必要なものは下記のとおりです。
ETAS申請に必要なもの
・パスポート
・クレジットカード
・メールアドレス
申請方法は、在日オーストラリア大使館のページをご確認ください。
たとえ数日の短期間滞在であってもETAの取得が必要なので注意しましょう。
学生ビザ
4か月以上の留学で、17週間以上学校に通いたい人向けのビザです。学校の種類としては、語学学校、TAFE、大学、大学院などがあります。
学生ビザの特徴としては、政府認定のコースを20時間以上/週に受ける必要があります。また、2週間で40時間以内の就労は認められています。学生ビザで就労もできる珍しい国だといえます。
ビザ申請料金は、AUS$630です。英語の習得が留学のメイン目的だが、同時に働きたい人にとって最適なビザだと思います。ビザの取得は、自分でも可能ですがまずは留学エージェントに相談してみましょう。
私は、学生ビザで留学していました。
ワーホリビザ
ワーホリビザは、語学を学びながら働けるビザです。オーストラリアでは、人気のビザの1つになります。ワーホリビザの特徴としては、17週間以内であれば語学学校へ通えます。また、就労に関しては上限なく働くことができます。
ですので、留学初期に語学学校で英語を学んでその後フルタイムで働くという人が多いです。賃金が高いオーストラリアでは、人気のビザとなっています。ビザ申請料金は、AUS$495です。
また、ワーホリビザの申請は申請日に18歳~30歳の間でないと申請できませんので注意が必要です。ワーホリビザも留学エージェントに相談してビザの取得をすることをおすすめします。
オーストラリア留学ビザシミュレーション
オーストラリア留学の目的別ビザチャートを作成しました。下記のチャートを参考に、自分に合っているビザは何か探してみてください。
※ワーホリビザにすると、学校へは17週間しか通えないので注意してください。
オーストラリアのビザに関する注意点
OSHC保険への加入が必須
学生ビザを取得する方は、合わせてOSHC保険へも加入しましょう。オーストラリアに学生ビザで行く人は、OSHC保険に加入することが義務となっていますので忘れないようにしましょう。OSHC保険について、留学エージェントに確認してみることをおすすめします。
OSHC保険を含めたオーストラリアの保険についてこちらで解説しています。
ワーホリビザは30歳まで
ワーホリビザは、ビザ申請時に18歳~30歳である必要があります。31歳を超えるとワーホリビザの申請はできませんので、ワーホリビザを取得したい人はタイミングを考えて申請しましょう。
また、これまでにワーホリビザで入国したことがある人も対象外となります。渡航日ではなく、申請時に31歳になっていないという点がポイントです。
時間に余裕を持って申請する
ビザの申請は、留学エージェントが実施してくれることが多いです。ただし、自分で申請する方は時間に余裕を持って申請しましょう。
目安としては、3~4か月前からビザ申請の準備を始めることをおすすめします。短期間で取得できる方もいますが、査定に時間がかかることもありますので、時間に余裕を持って申請しましょう。
まとめ:自分にあったビザを選んでオーストラリアに留学しよう!
本記事では、オーストラリア留学をする際のビザについて紹介してきました。オーストラリアに留学する際には、ビザが必ず必要で下記の3種類から選択可能です。
オーストラリア留学で利用できるビザ
・学生ビザ
・ワーホリビザ
・観光ビザ
ビザの申請については、エージェントが代行してくれることが多いです。また、オーストラリアのビザについて下記が注意点となります。
オーストラリアのビザについての注意点
・OHSCへの加入が必須
・ワーホリビザは30歳まで
・時間に余裕を持って申請する
それぞれのビザに特徴がありますので、目的に合ったビザを選んで留学をしましょう。不明な点などありましたらこちらからお問い合わせください。
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