下記の悩みを持っていないでしょうか?
シドニーの物価って高いの?
シドニーと日本どっちが物価が高いの?
シドニー留学を予定している人やシドニー留学を迷っている人には気になるところだと思います。私自身、シドニー留学に行く前に物価については不安に感じていました。
結論から言うとシドニーの物価は高いです。シドニーは世界的にも物価の高い都市で、東京よりも高いです。
本記事では、シドニーへの留学と現地留学会社で働いた経験からシドニーの物価と節約する方法について徹底解説します。
本記事を読むと下記のことがわかります。
・シドニーの物価について
・シドニーでの節約法
・シドニーでの生活に必要な費用
シドニーの物価は高い?
結論:シドニーの物価は高い
シドニーの物価は高いです。世界最大級のDBを持つEXPATISTAN.comは、東京より28%生活費が高いと発表しています。
Cost of living in Sydney (Australia) is 28% more expensive than in Tokyo (Japan)
出典:Expatistan
OECDが発表している年間平均賃金ランキングも、オーストラリアは8位にランクインしています。日本が22位であることを考えると、かなり高いことがわかります。
私自身、シドニーで生活をしてみて日本と比較すると物価は高いと感じました。その分日本と比べて給料も高く、学生ビザで働くこともできたので問題なく生活できました。
なんでシドニーの物価は高いの?
シドニーの物価が高いのはわかりました。
でもなんで物価が高いの?
シドニーの物価が高い理由は大きく2つあります。
①輸送コストが高い
まず、輸送コストが高い点が挙げられます。
オーストラリアは国土が広いため、ものを運ぶ時の輸送コストがかかります。内陸部ではなく沿岸部に人口が密集しているため、より輸送コストがかかってしまいます。
また、グローバル化が進んでいる現代では海外から輸送をしてきたものを各都市へ運ぶ必要があり、輸送コストがよりかかります。
②人件費が高い
人件費が高いことも物価が高い要因です。オーストラリアは、祝日や日曜日には給料が2倍や2.5倍になります。休日に給料を増やさないと、働く人を確保できないとう現状があります。
また、オーストラリアは、広大な土地に対して人口が少ないです。それゆえ、給料が高く人件費が高くなってしまいます。
私は、学生ビザで週20時間しか働けなかったのでなるべく時給の高い休日にシフトに入って働くようにしていました。
シドニーと東京の項目別物価比較
シドニーと東京の物価を項目別に比較してみました。交通費や通信費に大きな開きはない一方、食費や交際費はシドニーの方が高いです。外食をいかに抑えるかが、節約するポイントになりそうです。
1ドル=93.57円(2022/10/22現在)
項目 | シドニー | 東京 | |
住居 | 6人部屋 | 400~600ドル | 40,000円 |
1人部屋 | 600~1200ドル | 80,000円 | |
食品 |
水500ml | 2ドル | 100円 |
卵12個 | 4.5ドル | 200円 | |
レタス1玉 | 2.3ドル | 150円 | |
ポテトチップス1袋 | 4ドル | 100円 | |
日用品 |
トイレットペーパー12ロール | 6ドル | 450円 |
シャンプー | 4ドル | 600円 | |
交通費 |
タクシー初乗り | 3.6ドル | 410円 |
電車(~10km) | 3.5ドル | 220円 | |
バス(~3km) | 2.2ドル | 210円 | |
フェリー(~9km) | 6.1ドル | ー | |
通信費 |
5GBプラン | 30ドル | 2,000円 |
60GBプラン | 60ドル | 7,000円 | |
交際費 |
ファーストフード | 15ドル | 700円 |
カジュアルレストラン | 30ドル | 2,000円 | |
ビール500ml | 9ドル | 550円 | |
動物園入場料 | 44ドル | 600円 |
シドニーでの生活費をなるべく抑える方法4選
1、アルバイトをする
留学費用を安く抑える上で現地でアルバイトをすることが一番重要なポイントだと考えます。シドニーの最低賃金は、24ドル(約2000円)とかなり高いです。
ただし、ビザごとに労働可能時間が決まっているので要注意です。
観光ビザ | 労働不可 |
学生ビザ | 2週で40時間以内であれば就労可能 |
ワーホリビザ | 上限なく就労可能 |
学生ビザまたはワーホリビザで留学に行く方には是非アルバイトはおすすめです。日系の店舗ではなく、ローカルの店舗で働くとより高い給料をもらうことができます。
私は、学生ビザで毎週上限いっぱいまで働いていました。
ローカルの飲食店で働いていたので20万円/月は稼げていました。
シドニーのバイト事情については、下記の記事をご覧ください。
2、シェアハウスに住む
生活費を抑えたいのであればシェアハウスをおすすめします。ホームステイとの比較すると費用は半分ほどになります。
ホームステイ | 800~1200ドル/月 |
シェアハウス | 400~800ドル/月 |
シェアハウスは、立地条件や相部屋などによって大きく費用が変わります。生活情報サイトで事前に相場をチェックしておくことをおすすめします。シドニーのおすすめ生活情報サイトは下記の記事で紹介しています。
前半3か月ホームステイ、その後シェアハウスに住んでいました!
シェアハウスではコスト抑制のため、6人部屋に住んでいました。
オーストラリアの滞在方法については、下記の記事で解説しています。
3、現地のSIMを購入する
スマホは、日本からスマホを持っていき現地のSIMを挿入して使うことをオススメします。日本のスマホ+現地SIMを採用することで、費用を抑えることができます。
スマホの本体代はかかりませんし、5GBのプランであれば3000円程度の月額で使用可能です。
私は学校や家ではWIFIを使っていたので5GBのプランで十分でした!
オーストラリアのスマホ利用方法は、下記の記事で解説しています。
4、移動は歩き
交通費を抑えるために、移動は歩きを心がけましょう。シドニー自体コンパクトな街ですので、中心から2キロ圏内で生活ができます。具体的には、TownHall駅を中心に下記の場所へは徒歩で移動可能です。
TownHall駅から徒歩圏内の主な場所
・Central駅(シドニー最大の駅)
・Darling Harbour
・Circular Quey(オペラハウス)
カフェやバーが点在し、時間帯によって雰囲気が変わるので歩いていて楽しかったです。
私はシドニー市内に住み、市内はすべて歩きで移動していました!
シドニーでの生活費はいくら必要?
合計:900~2000ドル
費用 | 備考 | |
住居 | 600~900ドル | シェアハウスに住む場合 |
交通費 | 50~100ドル | 移動は基本歩きの場合 |
食費 | 100~300ドル | スーパーなどで購入する食品の費用 |
通信費 | 30~50ドル | 現地SIMを購入した場合 |
交際費 | 100~300ドル | 外食や友達との交際費 |
シドニーでの生活費を抑えれば、900ドル前後/月で生活することも可能です。ただし、切り詰めすぎるとせっかくの留学生活が楽しくなくなってしまいます。
私の場合は、月に1200ドル以内を目標に生活していました。
月に1200ドルであれば、無理なく継続することができました。アルバイトもしており、1か月で1,000ドル貯金することができていました。
シドニー留学に必要な費用は下記の記事で解説しています。
まとめ:シドニーの物価は高いが、生活費を抑える方法もある!
本記事では、シドニーの物価について紹介してきました。シドニーの物価は東京と比較しても高いので不安になるかもしれません。しかしその分、給料も高いので現地で働いて稼ぐと生活も楽になります。
生活費を抑えるために下記のような方法があります。
シドニーで生活費を抑えるためのポイント
・アルバイトをする
・シェアハウスに住む
・現地のSIMを購入する
・移動は歩き
不明な点などありましたら、お問い合わせよりお気軽にご連絡ください。
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