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【体験談も!】留学が辛く帰りたいと思う瞬間6選と対処法5選を解説!

留学直前
Aさん
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留学ってつらい?

Bさん
Bさん

留学がつらいと感じた時はどうすればいい?

これから留学する人や既に留学をしている人にとって、留学は辛いのか?辛い時どうすればよいのか?と気になっている方もいると思います。私自身、留学に行く前は、楽しみ気持ちもありましたが、インターネットやSNSで辛いという情報も目にしており、少し不安も覚えていました。

そこで、今回は留学は辛いのか?また辛いと感じる理由や対処法について、私の経験談も踏まえながら解説していきます。私と似た不安を持った人の少しでもお役に立てればと思っております。本記事では下記がわかります。

・留学って辛い?
・留学が辛いと感じる瞬間
・留学が辛い時の対処法

留学は辛いってほんと?

留学を予定している方は、ワクワクやドキドキ、不安などさまざまな感情を抱えていると思います。また、留学ってつらいのではないかと思っている人もいると思います。留学を経験したことのある人のほとんどが留学中に辛いと感じたことがあると思います。

私自身の体験談も下記で紹介していますが、辛いと感じたことはありました。”英語が話せなくて会話ができない”、”友達がなかなかできない”、”人間関係がつらい”など人によって異なる悩みを持って、留学生活を送っていると思います。

日本で生きていても人それぞれ悩みが違うように留学先でも人それぞれの悩みが生まれてくると思います。ただし、日本トレンドリサーチによると、留学経験者の97.1%が留学してよかったと回答しており、つらいこともありますが、その分楽しいことや新たな発見があるのも事実です。

留学中につらいことが起こることも理解して、実りのある留学にしていきましょう。本記事では、留学は辛いのか?、どんなときに辛いと感じるのか?辛いと感じるときはどうしたらよいのかを紹介していきます。

私自身の体験談

私自身3回留学をしてきました。その中で辛いと感じる瞬間は多くりましたが、特につらかった下記の2つの時期について紹介します。

筆者が留学中に特につらいと感じた時期
 ・留学して最初の1週間
 ・インターンシップをして最初の2週間

留学して最初の1週間

今思うと、留学中に一番つらくて日本に帰りたいと感じたのは留学して最初の1週間でした。これは留学3回経験していますが、どの留学でも最初の数日は辛かったです。一人で現地の空港に降り立つまでは心細いのですが、留学エージェントの現地スタッフが空港で出迎えてくれて少しだけホッとします。

そこからそのスタッフの方が、車でホームステイ先まで送ってくれます。そこからホストファミリーと対面して、家などを案内してくれます。幸いなことに私がお世話になったホストファミリーは留学3回ともとても良い方たちでした。しかし、英語がほとんど話せない私にとって、英語で生活するということはかなり大変でした。

ホストファミリーは話しかけようとしてくれますが、なかなか言っていることがわからないことも多くあり、“話しかけても会話が続かなかったら申し訳ないな”と思い、話しかけるのをやめておこうと思う時も多くありました。そんな状況で日本の家族と連絡を取ったり、友達のSNSを見ると”辛いし帰りたい”と感じることも多くありました。

ただ、学校が始まると徐々に友達ができて最初に感じていた辛さや不安は徐々に払拭されていきました。また、留学2回目でサンフランシスコに行ったときは、子供がいた家庭だったので、子供とは気軽に話すことができたのでそこは少し救われました。

インターンシップをして最初の1週間

次に、辛かったのがインターンシップを始めて1週間です。私は3回目の留学でシドニーに1年間留学しており、語学学校半年程度通った後に、現地の会社でインターンシップをしました。語学学校である程度友達もできて、英語も成長を感じられていたのでインターンシップ先でも頑張ろうと思って初出勤を迎えました。

そこで、働いている同僚の言っていることがわからないという場面に頻繁に遭遇します。同僚の方たちが話すスピードや聞いたことない単語が飛び交っており、仕事以前に会話を理解するのに苦労しました。これまで語学学校で非ネイティブの友達とずっと一緒にいたため、うまくコミュニケーションが取れていましたが、ネイティブの方が周りにたくさんいる環境に置かれたときに愕然としました。

1日目終わったときは、ショックと疲れで夕食も食べずに呆然としていたのを今でも覚えています。幸いにも同僚の方たちは優しかったので、私と話す時はゆっくり話してくれたり簡単な英語を使ってくれるようにしてくれたおかげで徐々に慣れていき、辛さがだんだん緩和していきました。

この辛い時期に共通するのは、環境が新しくなったという点だと思います。環境が変わることで、ストレスや不安も感じると思います。ただ、そのタイミングが人を一番成長させるタイミングだとも感じます。無理しすぎるのはよくないですが、周りの助けを借りながら辛さや不安を乗り越えていけるといいですね。下記では、留学がつらいと感じる瞬間とその際の対処法について解説していきます。

留学が辛いと感じる瞬間6選

留学が辛いと感じる瞬間6選を紹介していきます。人それぞれ留学がつらいと感じる瞬間は異なりますが、多くの留学生がつらさを感じる瞬間を下記で紹介しています。自分だけでなく他の人も感じているんだと感じることで、少しでも気持ちが楽になるかもしれません。

留学が辛いと感じる瞬間6選 
 ・英語が話せなくてうまく会話できないとき
 ・友達がなかなかできないとき
 ・仕事がなかなか見つからないとき
 ・ホストファミリーとの関係がうまくいかないとき
 ・学校のグループワークやディスカッションが多いとき
 ・仲良かった友達が帰国してしっまったとき

英語が話せなくてうまく会話できないとき

まずは、多くの留学生が辛いと感じる”英語”に関する辛さです。多くの留学生が英語が話せるようになりたいから留学すると思います。留学が終わったときには、英語力がこのくらいになっていたいと目標を立てる人もいるかと思います。

留学して数か月が経ったある日、ふと最初の目標と今の自分の英語力を比較してそのギャップに絶望することがあるかもしれません。到底届かない目標に感じて、落ち込む人もいると思います。私自身がそうだったので、この気持ちは痛いほどわかります。

また、下記のような場面で英語力要因の辛さを感じることがあります。

英語力要因で辛いと感じる瞬間 
 ・友達と会話をしているときに自分の英語力が原因で話が止まってしまうとき
 ・飲食店などのバイト中にお客さんの言っていることを聞き間違えて迷惑をかけてしまうとき
 ・クラスのディスカッションで周りの言っていることが理解できないとき

その場面に何度も出くわすと、だんだん慣れてきて、しょうがないかと思うことも増えてきましたが、最初の数回は自分は全然だめだと思い、反省することも多くありました。英語関連の悩みは留学生が誰もが感じる悩みです。特に高い目標を立てて、日々頑張っている人がより感じやすい悩みかと思います。

毎日地道に頑張っていれば、必ず結果にはなります。私自身、最初の2か月くらいはほとんど英語の成長を感じませんでした。3カ月超えたあたりからなんとなく他の人と会話がスムーズになったり、4~5か月目で寝ているときに見る夢が英語になるなど変化していきました。

成長を体感できるスピードは人によって異なりますが、毎日愚直に取り組んでいれば必ず成長を感じられるときがきます。私自身、実体験としてそう感じられたので、スピードは異なれど成長を感じるタイミングは来ると信じています。私が留学中に実施していた勉強を下記で紹介します。

友達がなかなかできないとき

次に、友達がなかなかできないときについて紹介します。古代ギリシアのアリストテレスは、”人間は社会的動物である”という言葉を残しています。意味としては、人間は個人として存在しているのではなく、他社とのかかわりの中で生活しているということを表した言葉です。社会、他者なくしては、個人は存在できないとうことです。

これは、現代社会でも同様のことが言えると思います。誰ともかかわらずに一人だけで生きていくというのがいかに難しいことか想像してみるとわかるかと思います。国は違えど留学中も同じで、周りの友達やホストファミリー、学校の先生と関わるなかで生活することで、幸せや充実感、ときにはネガティブな感情を感じると思います。

前置きが長くなりましたが、友達ができない(=他者とかかわることができない)と、他者なくしては生きられない社会で辛さを感じることになります。特に、留学初期は英語力の問題や環境の変化についていけず、友達ができにくい場合もあります。また、クラスが変わったり、学校を卒業した後も同様の辛さを感じるかもしれません。

性格的に内向的だと話しかけにくかったりすることも多いと思います。ただ、勇気をもって一歩踏みだしてみるのも留学中は大事です。勇気を振り絞って、クラスの隣に座っている人にHello. How are you?と話しかけるところから始めてみましょう。語学学校の場合、同じクラスには自分と同程度の英語力の人がいる場合が多いです。

もしかしたらクラスメイトも話しかけられるのを待っているかもしれません。話がうまく続かない場合もありますが、勇気を振り絞って実施した結果そうなったとしても、その経験を次に生かすことができます。色んな人に話しかけていく中で、この人とは気が合うなと思った人が見つかるかと思います。

仕事がなかなか見つからないとき

仕事がなかなか見つからないときに、辛いと感じる人もいると思います。特に、最近カナダやオーストラリアで仕事を見つけるのが大変だという情報がSNSやニュースの記事で見かける機会が多くなりました。実際に、オーストラリアに住んでいる友達に聞いてみると、10年前と比較すると飲食店やホテルなどのサービス業については、かなり競争率が激しくなっていると話していました。

オーストラリアやカナダの一部ビザでは、学校に通いながら働くことができます。ですので、オーストラリアやカナダに留学に行く人は、バイトで稼ぎながら生活費をまかなおうと考えている人も多いと思います。その中で、仕事がなかなか見つからないとなると、貯金を切り崩して生活していくしかありません。残高が減っていく通帳を見ると本当に大丈夫なのかと焦りと不安が出てくるかと思います。

お金が無くなった場合、学校を辞めないといけない?最悪帰国しないといけない?などと将来を想像して、怖くなってしまう方もいるかと思います。仕事を見つけるのは確かに難しいです。アルバイトとして働くのにも、英語力やこれまでの経験、コミュニケーション能力など雇う側にとって必要な人材にならないといけません。

まずは、毎日がむしゃらにレジュメを配って回りましょう。それでもなかなか見つからない場合は、条件を緩和してみましょう。例えば、ローカルレストランばかりにレジュメを配っていたけど、日本食レストランも候補の中に入れたり、飲食店だけでなく他業種も検討に入れてみるなどして、まずは一つ働く場所を確保しましょう。(お金にある程度余裕がある方は、自分が働きたい場所を中心に応募していくので問題ないかと思います。)

ホストファミリーとの関係がうまくいかないとき

ホストファミリーとの関係がうまくいかないときに辛さを感じる人もいると思います。留学生の多くが、留学初期または留学期間最初から最後までホームステイをすることがあります。私自身も留学1~3回目すべてでホームステイを経験しました。ホームステイをする中で、ホストファミリーとうまくいかなかいという話を何人かの友達から聞いたことがあります。

例えば、”シャワーは5分以内に出ないといけない”や”必ず21時までに返ってこなければいけない”などのルールが厳しくて、一度でもルールを破ると怒られてしまうというケースや、家族との会話にあまり入れてくれない方など色んな方がいます。各留学生の感じ方によるので、それでも問題ない人もいれば、辛いと感じる人もいると思います。

まずはホームステイは、現地の家族に部外者の自分が入らせてもらっているという意識を持つことが大事ですが、それでも耐えられない場合も多くあると思います。そんな時は、留学エージェントや語学学校のスタッフに相談してみましょう。ホストファミリーのやホームステイ期間の短縮などの検討をしてくれると思います。

学校のグループワークやディスカッションが多いとき

次に、学校のグループワークやディスカッションが多いときに辛さを感じる人も多いと思います。この悩みは特に日本人留学生には多い悩みです。日本の義務教育ではあまりグループワークやディスカッションがなく、どちらかというと先生が話してそれを聞くという受け身的な授業が多いです。しかし欧米の国ではアクティブラーニングといって、グループワークやディスカッションを通して、クラスメイト全員で授業を作っていくという特徴があります。

方式の違いに最初は戸惑ったり、私自身も含め、ディスカッションに苦手意識を持っている日本人も多いかと思います。他の生徒たちが活発に意見を言っているなか、恥ずかしさを感じて自分の意見を言うのを躊躇してしまう人も多いのではないのでしょうか。これは授業スタイルに慣れていくしかありませんが、どうしても慣れないという方は別のクラスに移動するなども一つの手段かと思います。

例えば、IELTSやケンブリッジの対策コースでは、グループワークやディスカッションが少ないと感じました。たまにグループワークがあるものの、基本的には試験の過去問題を習ったり、先生からテクニックを教えてもらう時間が多く、どちらかというと日本の授業スタイルに似ていると私自身感じました。

ただし、自分の意見を言うことが苦手な人にとって、グループワークやディスカッションは成長する良い機会となるかもしれません。私自身日本では、ディスカッションをしてもあまり発言しない方でしたが、海外ではみんなが発言する雰囲気があるので、その中では問題なく自分の意見を言えるようになりました。まずは、グループディスカッションに積極的に参加してみるのがおすすめです。

仲良かった友達が帰国してしっまったとき

次に、仲良かった友達が帰国してしまったときです。留学は、期間が決まっている場合が多く、留学中に友達になった人たちもいつかは母国に帰ってしまいます。友達が母国に帰るという事象が頻繁に発生するので、だんだん慣れていきますが、それでも仲良かった友達が帰国してしまうときは、毎回つらいです。

また、私は留学中に別の別れも経験しました。シドニー留学時代の最初の2か月ホームステイをさせてもらっていたホストマザーが亡くなったという連絡を私が日本の帰国する直前に受けました。私がホームステイを指せてもらっていた時は元気で毎日色んな話をしてくれ、本当の家族のように受け入れてくれたオーストラリアのお母さんが亡くなったと聞いて、ショックで呆然としたという経験もありました。

古代ギリシャの哲学者エピクテトスは、人生で最大の悲しみの一つである「別れ」に対してこんな見方を持っています。「失った」のではなく「与えられていたものを返した」だけなのだ、といいます。もともと家族や友人、ペットなどは「自分が所有しているもの」ではなく、神様から「一時的に借りているもの」だと考えています。もともと自分のものではないから、返すのは当然のことという考え方で、この考え方を聞いて少し心がラクになるようなきがします。

留学が辛いと感じる理由3選

次に、留学が辛いと感じる理由について紹介していきます。理由としては主に3点あると感じていますので、その3点について紹介します。

留学辛いと感じる理由3選
 ・孤独を感じる
 ・自分の成長が感じられない
 ・新しい環境に慣れない

孤独を感じる

まずは、孤独を感じるという点です。留学は日本の家族や友人を離れて一人で生活するという場合がほとんどです。特に大学生などで、日本では実家暮らしをしていたという人は家族と離れて生活するのが初めての人もいるかもしれません。今までは家族や友人に頼って生活ができたのが、1人ですべてを解決しないと思うと「留学中一人でやっていけるかな」と不安になることもあると思います。

私自身、実家で暮らしている中で留学をしました。特に、留学して数日は孤独で心細さを常に感じていました。「英語もうまく話せないので、いざとなったら誰に相談すればよいのか」、「知らない土地でトラブルに巻き込まれないだろうか」、色んな不安がありました。

日本人留学生だけでなく、多くの留学生が孤独を感じています。実際に、ブラジルやコロンビアから来た留学生も留学初期は毎日母国の家族と電話をして、相談をしていたというようなことも聞きました。孤独を感じているのは自分だけではないということを認識するだけでも少し気持ち的に楽になるかもしれません。

また、学校に通いだすと友達ができてくるので、徐々に孤独感は払しょくされていくかと思います。また、いざというときに頼れる人は意外とたくさんいます。例えば、現地の留学エージェントのスタッフであったり語学学校の日本人カウンセラー、同じ学校に通っている生徒や先生など。

最悪の事態を想定しておくことは大事ですが、未来のことを不安に思いすぎると毎日が楽しくなくなってしまいます。明日は明日の風が吹くと思って、まずは毎日全力で楽しんでみましょう。すると、孤独感はだんだん薄れていくと思います。

自分の成長を感じられない

自分の成長が感じられないというのも留学生活がつらいと思う理由かと思います。留学に来る前に、英語力をここまで上げたいと目標を立ててきた人も多いと思います。中には”IELTSで6.0を取る”やケンブリッジのCAEを合格する”など具体的な目標を立ててきた人もいると思います。また、仕事をする際に困らないくらいの英語力をつけたいという人もいると思います。

その目標を達成するために日々留学生活を頑張ると思うのですが、留学生活のふとした瞬間に目標を達成できるのか不安になることがあります。目標と現在の自分の実力にギャップが大きすぎて絶望することもあると思います。私自身がそうだったので、この気持ち痛いほどわかります。

そこで目標を下方修正することも心をラクにする方法ですが、私自身の経験から留学半年くらい経過したころから成長を実感できるようになる気がしています。個人差があるのでなんとも一概には言えませんが、私の場合は半年経過するくらいまで英語力が上がってると成長を感じれる機会はほとんどなかったのですが、半年経過して徐々に感じることができました

ですので、まずは留学期間の半分くらいは目標に向かって頑張ってみて、それでも難しいようだったら目標を変更するという方法でもよいかと思います。留学前に立てた目標は、根拠のない目標だったりしますが留学中に現実的な目標に変更することで、モチベーションを保ちながら頑張れるというメリットもあるかと思います。適切な方法で日々頑張っていれば成長を感じられる機会が必ず訪れますので、今成長を感じられないからと言って落ち込みすぎる必要はないかと思います。

新しい環境に慣れない

新しい環境に慣れないというのも、辛いと感じる理由の一つかと思います。留学は、今まで住んできた国を離れて文化も言語も違う国で新しく生活をゼロからスタートしなければなりません。新しい環境では、今までの常識が通じないことも多くストレスに感じてしまうこともあるかと思います。

まず大きいところでは言語が通じないというストレスがあると思います。日本ではレストランで注文するときや学校、公共交通機関などあらゆる生活の場で聞きたいことがあれば、日本語で聞けたのが、英語となると間違えるのが怖く話すのを躊躇してしまう人もいると思いますし、私自身そうでした。

ただ、生活していると間違っても怒ってくる人はいないし周りの留学生はみんな間違えを恐れず話していることに気づきます。また、積極的に話している人が英語の成長スピードが早いことにも気づくと思います。オーストラリアやカナダ、アメリカなどでは非ネイティブの方の割合が多く、現地の人たちも誤った英語に慣れています。最初は、ストレスに感じるかもしれませんが継続しているとそれが普通に感じてくるはずです。

また、生活スタイルも日本とは大きく異なるという人もいるのではないでしょうか。日本では実家に住んでいた人がホームステイやシェアハウスをして他人と住むという経験をすることもあると思います。日本ではシェアハウスはあまり多くありませんが、カナダやオーストラリアではメジャーな方法の一つです。シェアハウスの同居人は世界の各国から来ていることもあり、日本の常識が通じないことも多々あります

共同生活をしていく中で、イライラしてしまうこともあるかもしれませんが、日本の常識が世界の常識ではないということを認識して、各国の生活スタイルを理解して、受け入れる姿勢も大事だと思います。ただし、家のルールを破っていたり、あきらかに人に迷惑をかけている場合は、オーナーなどに相談しましょう。

留学が辛いと感じた時の対処法5選

次に、留学が辛いと感じた時の対処法を5つ紹介していきます。私自身が有効だと感じた対処法も含まれています。みなさんの参考になればうれしいです。

留学が辛いと感じた時の対処法5選
 ・旅行に出かけてみる
 ・つらい環境から抜け出してみる
 ・好きな事だけする日を一日作る
 ・日本人の友達と日本語で話してみる
 ・他人と比較するのを辞める

旅行に出かけてみる

まずは、旅行に出かけてみるということです。旅行にはコルチゾールと呼ばれるストレスホルモンを下げてくれる役割があります。立教大学の小口教授によると、旅行に行ったグループと行かなかったグループの2グループに分けて調査を行ったところ、旅行に行ったグループのコルチゾール値が顕著に低かったという結果が出たそうです。

旅行の何がコルチゾールを下げているのかは、わかっていませんが素晴らしい景色やおいしい食事など非日常的な体験がストレスを緩和させているのかもしれません。特に、ストレスがたまった状態では、落ち着いた場所でゆっくりするのがよいとされています。

都会への旅行でも、意識的にカフェやホテルでゆっくりした時間を取ることで、精神的にリフレッシュすることができます。逆に、いままでやったことのないことに挑戦するのもおすすめです。留学中は、学校へ行ってアルバイトをした後に帰宅して宿題をするといったように、日常生活がルーティーン化されてしまうこともあります。

そんなときに、新しい物事に挑戦して刺激を得ることで、頭もリフレッシュできます。また、自分の中になかった価値観や考え方に触れることで、悩んでいたことが実はちっぽけなことだったと感じることもあるかもしれません。

私自身、オーストラリア留学中は定期的にオーストラリアの都市に出かけていました。同じ国の中でも都市ごとに特徴があり、その土地ならではの楽しみ方ができます。せっかく留学で来ているので、近郊の都市を巡ってみるのもおすすめです。

つらい環境から抜け出してみる

辛い環境から抜け出してみるというのもおすすめです。例えば、アルバイトはインターンシップをしている職場で嫌な思いをしていたり、大きなストレスを感じている場合は、職場を変えてみるのが有効だと思います。シェアハウスやホームステイが原因でストレスを抱えているのであれば、思い切って住む場所を変えるのも一つの手段です。住む家を変えただけで、ストレスなく留学生活を送ることができたという人も何人もいました。

私自身、HSP(Highly Sensitive Person)で、環境を変えるということが大事だと感じています。Ryotaさんが執筆されているHSPの本にも記載されていますが、人間関係や仕事などでストレスを抱えた時は環境を変えることが大事と唱えています。これはHSPに限った話ではなく、どの人にも当てはまる話だと感じています。我慢することも時には必要ですが、環境を変えることで、ストレスが軽減されるなら環境を変えてみるというのも一つの方法だと思います。

住んでいる場所や職場が要因の場合は、比較的環境を変えやすいと思います。しかし、ストレスの要因が複数にわたり、留学自体がストレスの原因になっているという場合もあるかと思います。少し踏ん張って頑張ってみるのも大事ですが、帰国するというのも一つの選択肢として持っておくことをおすすめします。

「せっかく来た留学を途中で帰りたくない」、「今帰ったら日本の家族や友人に合わせる顔がない」などと考える人も多いと思います。しかし、まずは自分の体、心、そして命が最も大事です。体調を崩してしまう前に帰国または一時帰国するというのも検討してみましょう。

好きな事だけする日を一日作る

次に、好きなことだけをする日を1日作るという対処法です。好きなことをしているときは、一時的に嫌なことを忘れて没頭することができます。好きなことは人それぞれ異なりますが、例えば下記のようなことは海外でも可能です。

海外でも可能な趣味の例 
 ・好きなものを目いっぱい食べる
 ・サッカーやバスケをして汗を流す
 ・好きな人と朝からお酒を飲みに行く
 ・レンタカーして遠くまでドライブしてみる
 ・ビーチでぼーっとする
 ・釣りをする

そのほかにも都市によっては、下記のような日本っぽいことが実施できる都市もあります

海外で実施可能な日本っぽい趣味
 ・カラオケで歌いまくる
 ・サウナや温泉へ行く
 ・抹茶や小豆などのスイーツを食べる

大きな都市であれば、カラオケが街にあることが多いです。また、日本の曲が入っている機械も多いので、カラオケでストレス発散したい人は是非調べてみましょう。また、サウナや温泉がある都市もあります。例えばバンクーバーなどは温泉が近郊にありますし、サウナはスポーツジムやホテルに併設されているものがあります。海外ではできないと思っていたことが、実は意外とできたりします。日本でストレス発散に実施していたことがあれば、留学先でもできるか探してみましょう

日本人の友達と日本語で話してみる

次に、日本人の友達と日本語で話してみるということです。特に英語を頑張りすぎて、疲れてしまっている人にはおすすめの方法です。英語を集中的に学ぶために、日本人とはなるべく話さないという人もいます。私自身も留学初期は日本人と話さないようにしていました。

なるべく英語を学ぼうという姿勢はとても重要ですが、日本人と話すことで気分転換や悩み相談ができて心が軽くなるということもあります。日本人同士だと、日本語で深い内容を話すことができます。また、感性が近いことも多く、日本人同士似たような悩みを抱えていることも少なくありません。

第二言語では話せない細かい内容やな悩みを打ち明けることで、心のもやもやが晴れるということもあると思います。常に日本人といて日本語で話してしまうと英語の成長は遅くなってしまいますが、たまに日本人とご飯食べに行く程度であれば問題ないかと思います。

私自身、1か月に1回程度は日本人で集まって話すという機会を意図的に設けていました。留学中に出会った友達は、考え方や感性が近い人も多く、日本に帰ってきた今でも定期的に会う人もいます。一生の友達になれることもあるので、日本人との接触を極端に避けるということはしなくてもよいと個人的には感じています

他人と比較するのを辞める

最後に他人と比較するのを辞めるということです。周りの評価を気にしてしまったり、自分の英語力を他人と比較して落ち込むこともあるかと思います。

Aさん
Aさん

この人学校の入学日自分と一緒なのに、自分よりすごい英語話せるな。。。

Bさん
Bさん

自分より後に入学してきたのにこの人のが話せる。。。

他人と比較してしまうというのは、世界の人たちが共通して持っている悩みです。他人と比較して落ち込んだ時は、偉人達の言葉を聞いてみましょう。少し前向きになれるかもしれません。

他人との比較に関する偉人達の言葉 
 ・自分のことを、この世の誰とも比べてはいけない。それは自分自身を侮辱する行為だ(スティーブジョブズ)
 ・自分自身にそう思われるだけでよい。それで十分である(エピクテトス)
 ・なんで他人が折れの進む道を決めんねん、自分の道は自分が決める(本田圭佑)
 ・他人と比べるな、過去の自分と比べよ(野田 一夫)
 ・他人と自分を比較するのはおやめなさい。あなたには他人にはない資質・才能が備わっているのです(ジョセフ・マーフィー)

経営学者であり、事業家の野田一夫さんが言うように、他人と比較する前にまずは以前の自分より成長したかを比べてみましょう。自分とは異なる環境で育ってきた他人と比較するよりも、過去の自分と比較をしてみましょう。

きっと前の自分より少し英語が話せるようになったり、成長しているはずです。頑張っている周りを見て、刺激をもらうのはよい事ですが、比較することで落ち込んでしまう場合は上記の言葉を思い出してみましょう。少しは心が軽くなるかもしれません。

自分の心と身が最優先!耐えれないときは帰国も検討しよう!

辛い時の対処法について、上記で紹介してきました。ただし、上記を試しても心が軽くならず、体調を崩してしまったり、うつ症状が出てくる人もいるかもしれません。そんなときは、帰国を検討しましょう。せっかく留学に来たのに帰国するなんて恥ずかしくて、帰国したら親や友人にどんな顔を見せればよいかわからないと思っている人もいるかもしれません。

でも、自分の心と体が最優先です。家族や友人に帰国した理由を打ち明けてみましょう。きっと理解してくれるはずです。特に家族は、そんな状態になるまでよく頑張ったと声をかけてくれるはずです。家族もメンタルが崩壊したり、体調を壊すことよりも帰国することを望んでいるはずです。留学中はさまざまな困難が起こります。辛くなったり、寂しくなったりすることもあります。最悪帰国すればよいという考えを頭の片隅にでも入れておいてください

基本的には困難が発生した時には、自分や周りの助けを借りながら解決しようと努力することが大事です。ただし、これ以上は無理かもと思ったら帰国を検討しましょう。”もう無理”のラインが自分では気づかないかもしれません。ただ、周りの友達は気づいているはずです。つい先日もオーストラリアで日本人留学生が自殺をしました。もし、周りの友人が”ちょっと変だな”、”いつもと違うな”と思ったら声をかけてください。それで救われる命があるかもしれません。

留学中に途中で帰国することは、悪い事でもなんでもありません。留学に行くこと自体勇気がいることで素晴らしいことです。その挑戦をして、真剣に留学に向き合っているみなさんだからこそ、辛いことも起こります。自分の心と体が壊れてしまう前に、帰国を検討しましょう。

まとめ:つらいときは一度立ち止まって息抜きするのも大事!

まとめ
まとめ

ここまで、留学がつらいと思う瞬間やその理由と、対処法について紹介してきました。留学生にとって、辛い時期は必ずやってきます。新しい環境で挑戦しているので、困難な壁にぶち当たることは当然あります。そんなときには、他人と比較することをやめて、一歩立ち止まって息抜きなど自分の好きなことに没頭することも大事だと思います。留学生が主に辛いと感じる瞬間は下記のとおりです。

留学が辛いと感じる瞬間6選 
 ・英語が話せなくてうまく会話できないとき
 ・友達がなかなかできないとき
 ・仕事がなかなか見つからないとき
 ・ホストファミリーとの関係がうまくいかないとき
 ・学校のグループワークやディスカッションが多いとき
 ・仲良かった友達が帰国してしっまったとき

また、留学がつらいと感じる理由は下記のとおりです。

留学辛いと感じる理由3選
 ・孤独を感じる
 ・自分の成長が感じられない
 ・新しい環境に慣れない

留学がつらいと感じた時は下記のようなことを実施してみましょう

留学が辛いと感じた時の対処法5選
 ・旅行に出かけてみる
 ・つらい環境から抜け出してみる
 ・好きな事だけする日を一日作る
 ・日本人の友達と日本語で話してみる
 ・他人と比較するのを辞める

今実際に留学中で辛いと感じている人やこれから留学する人が少しでも気持ちが楽になったり、一度立ち止まって考えるきっかけになればうれしいです。本記事について不明点がありました、こちらからご連絡ください。

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