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【完全版】カナダCo-op留学に必要な情報をすべて解説!

留学3~5か月前
Aさん
Aさん

Co-op留学って何?

Bさん
Bさん

Co-op留学にかかる費用や期間を知りたい

カナダへの留学を考えている方で、Co-op留学という単語をよく目にする方も多いと思います。しかし、Co-op留学とは一体何か?Co-op留学をすることでどんなメリットがあるのか?Co-op留学で働ける職種や費用、期間などCo-op留学について徹底的に解説します。本記事では、下記がわかります。

・Co-op留学とは?
・Co-op留学のメリット/デメリット
・Co-op留学で学べるプログラム/職種
・Co-op留学におすすめの学校
・Co-op留学におすすめの人

  1. Co-op留学とは?
    1. Co-op留学は「就学+インターン」
    2. Co-op留学の基本情報とワーホリとの比較
    3. Co-op留学の期間とスケジュール
  2. Co-op留学で学べるプログラム
    1. 1. ビジネス系のプログラム
    2. 2. ホスピタリティ系のプログラム
    3. 3. IT/WEB系のプログラム
    4. 4. エアライン系のプログラム
    5. 5. 医療/福祉系のプログラム
  3. Co-op留学の費用と給料
    1. Co-op留学にかかる費用
    2. Co-op留学で稼げる費用
  4. Co-opプログラムを提供している学校
    1. ホスピタリティ系co-op留学におすすめの学校
    2. IT系co-op留学におすすめの学校
    3. ビジネス系co-op留学におすすめの学校
    4. 医療福祉系co-op留学におすすめの学校
    5. エアライン系co-op留学におすすめの学校
  5. Co-op留学のメリット5選
    1. 学生ビザとワーホリビザのいいとこどり
    2. 英語力が上達する
    3. 海外で働く経験ができる
    4. 国内外での就職活動に有利になることがある
    5. 有給インターンシップはお金を稼げる
  6. Co-op留学のデメリット3選
    1. 専門知識を学ぶには期間が短すぎる場合も
    2. 高い英語力が必要になる
    3. 無給インターンシップだと生活がつらい
  7. Co-op留学にオススメの人5選
    1. 語学だけでなく海外での就労経験を得たい人
    2. 専門知識を学んで実践したい人
    3. 興味のある分野が決まっている人
    4. カナダでの生活をより長く楽しみたい人
    5. お金を稼ぎたい人
  8. Co-op留学に関するQ&A
    1. Co-op留学は、必ず希望のインターン先で働けるの?
    2. Co-op留学では必ず給料がもらえるの?
    3. Co-op留学にはどれくらいの英語力が必要?
    4. インターン先が見つからないこともある?
    5. 日本帰国後にCo-op留学の経験は役立つの?
  9. まとめ:Co-op留学は、学生ビザとワーホリビザのいいとこどり!

Co-op留学とは?

Co-op留学とは、Cooperative educationを省略してCo-opと呼んでいます。Co-opという制度はカナダ独自の制度であり、オーストラリアやアメリカなどには同様の制度はありません。Co-opについてよくわからないと思っている人も多いと思うので、下記で詳しく解説していきます。

Co-op留学は「就学+インターン」

Co-op留学は、就学とインターンのどちらも経験できるカナダのプログラムのことを指します。具体的には、下記のパターンでCo-op留学する留学生が多いです。

Co-op留学の流れ

まずは、語学学校で英語力をつけてから専門分野を学んで、その分野でインターンシップをするという流れです。英語力がすでにある方は、語学学校での英語の勉強を飛ばしていきなり専門分野の勉強をしてからインターンシップにつなげることも可能です。

自分の希望する留学期間によってそれぞれの学校の期間やインターンシップの期間を決定しましょう。下記でCo-op留学の期間とスケジュールについても解説しています。

Co-op留学の基本情報とワーホリとの比較

下記のような疑問を持っている人もいると思います。

Aさん
Aさん

ワーホリとCo-op留学って違うの?

ワーホリも学校と就労を同時にすることができる制度のため、Co-op留学との違いが判らないという方もいると思います。結論から言うと、Co-op留学はワーホリとは異なります

Co-op留学は、学生ビザでの留学であるのに対して、ワーホリはワーキングホリデービザでの留学となります。下記がCo-op留学とワーホリ留学の比較表です。

ビザの種類条件対象年齢ビザの有効期間就労時間就学時間申請回数ビザ延長
Co-op留学学生ビザ英語力
高卒以上など
18歳以上コース期間+1か月語学習得:就労不可
カレッジ:週20時間以内
インターン:週40時間以内
コースによる何度でもOK場合によっては可能
ワーホリ留学ワーホリビザ資金力($2,500以上)
日本国籍など
18歳以上30歳以下12か月制限なし最長6か月一生に一度不可

Co-op留学とワーホリ留学の大きな違いとしては、ワーホリには年齢上限があるのに対して、Co-op留学には年齢上限がないことです。また、Co-op留学では語学学校期間、専門学校期間、インターンシップ期間で就労可能な時間が異なります。

Co-op留学は、学生ビザと就労ビザのよいところを集約したようなビザとなっています。学校で専門知識を付けた後に、企業で働けて給料ももらえるという留学生にとってはありがたいプログラムです。

Co-op留学の期間とスケジュール

Co-op留学には、期間に関するルールがいくつかあります。下記がCo-op留学の期間に関するルールです。

Co-op留学の期間に関するルール 
 ・インターンシップ期間は、プログラム全体の50%以下である必要がある
 ・専門分野の勉強とインターンシップ合計で6か月~2年間滞在できる

けいた
けいた

上記をまとめると、専門分野学校1年+インターンシップ1年で合わせて最大2年間まで滞在できるということになります。

例えば、下記のようなスケジュールが考えられます。

合計8か月のCo-op留学をしたい場合
 1. 語学学校:2か月
 2. 専門学校:3カ月
 3. インターン:3カ月

合計1年間のCo-op留学をしたい場合
 1. 語学学校:2か月
 2. 専門学校:5カ月
 3. インターン:5カ月

どれだけの期間留学可能かによって、コース期間を決めましょう。ちなみに、専門学校とインターンを合わせて1年未満の場合はCertificateの学位、1年以上の場合はDiplomaの学位が取れる場合が多いです。

Co-op留学で学べるプログラム

Co-op留学で学べるプログラムの代表的なものを紹介します。Co-op留学では、下記のような分野のプログラムを学ぶ方が多いです。下記でそれぞれの分野について紹介していきます。

Co-opプログラムの代表的な分野 
 1. ビジネス系
 2. ホスピタリティ系
 3. IT/WEB系
 4. エアライン系
 5. 医療/福祉系

1. ビジネス系のプログラム

ビジネス系のプログラムでは、マーケティングやマネジメントなどの勉強をした後にインターンシップを実施するプログラムです。ビジネス系は人気のプログラムで、日本や海外で働く際のプロジェクト管理の方法や仕事を進めていくなかで必要な知識を学ぶことができます。

また、貿易や流通などが講義の中に含まれる場合もあり、国際貿易や物流に関する知識を得られる場合もあります。下記で代表的なインターン先とビジネス系におすすめの人を紹介します。

ビジネス系の代表的なインターン先
 ・製造業/物流会社
 ・商社など営業中心の会社
 ・コンサルティング会社

ビジネス系におすすめの人
 ・コミュニケーションやマネジメントに興味のある人
 ・ビジネスの基礎や仕事の進め方を学びたい人
 ・製造や物流に興味のある人
 ・どちらかというと文系科目に強みのある人

2. ホスピタリティ系のプログラム

続いて、ホスピタリティ系のプログラムを紹介します。ホスピタリティ系のプログラムも日本人からの人気が高く、ホスピタリティ系のプログラムでは旅行やホテル、飲食などのホスピタリティに関する知識を学ぶことができます。

具体的には、旅行やホテル業界で働くための営業、オペレーション、接客などを学ぶことができます。下記で代表的なインターン先とホスピタリティ系におすすめの人を紹介します。

ホスピタリティ系の代表的なインターン先
 ・ホテル
 ・旅行会社
 ・留学エージェント
 ・飲食店

ホスピタリティ系のおすすめの人
 ・コミュニケーションが得意な人
 ・ホスピタリティ系に興味のある人
 ・ホスピタリティ系の職歴がある人
 ・ホスピタリティ系にキャリアチェンジしたい人

3. IT/WEB系のプログラム

近年人気が上昇しているのが、ITやWEB系のプログラムです。IT業界は、世界的に見ても年々需要が高まってきており、カナダでも同様の流れが来ています。ITやWEB系のプログラムでは、その名の通りITやWEB系の知識を学ぶことができます。

具体的には、コーディングの方法やシステムエンジニアとしての立ち回り方、画面の見せ方などを学ぶことができます。3カ月程度の短期間では、なかなか習得するのが難しいという特徴がありますが気になる方は挑戦してみてください。

IT/WEB系の代表的なインターン先
 ・IT会社
 ・ITコンサル会社
 ・WEB系の開発会社
 ・一般企業のIT部門

IT/WEB系におすすめの人
 ・新しくIT系の知識を得たい人
 ・すでにIT系の職歴や知識がある人
 ・2年など長期で留学する人
 ・伸びる産業で挑戦したい人

4. エアライン系のプログラム

続いて、エアライン系のプログラムです。エアライン系のプログラムはそれほど多くはありませんが、学校によってはプログラムを開講しています。具体的には、航空業界で必要な知識や飛行機の中のシステム、カスタマーサービスについて学ぶことができます。

エアライン系のプログラムを開講している学校は限られるので、希望する方は留学エージェントさんに相談してみましょう。代表的なインターン先とおすすめの人は下記のとおりです。

エアライン系の代表的なインターン先
 ・エアライン会社
 ・空港

エアライン系におすすめの人
 ・エアライン系に興味のある人
 ・すでにエアライン系の職歴や知識がある人

5. 医療/福祉系のプログラム

最後に、医療や福祉系のプログラムです。医療や福祉系のプログラムは、看護師や介護士専用のプログラムが存在します。具体的には、医療関係の英語を学んだり、看護師/介護士として働くために必要な知識を得ることができます。

すでに、日本で看護師としての職歴や看護学部を卒業したという人におすすめのコースです。代表的なインターン先と看護/医療系におすすめの人は下記のとおりです。

医療/福祉系の代表的なインターン先
 ・病院
 ・クリニック
 ・介護施設

医療/福祉系のおすすめの人
 ・すでに医療/福祉系の職歴や知識がある人
 ・医療/福祉系にキャリアチェンジしたい人

Co-op留学の費用と給料

Bさん
Bさん

Co-op留学にはどれくらいの費用が必要なの?どれくらい稼げるの?

Co-op留学にかかる費用と稼げる費用の2つを下記で紹介していきます。

Co-op留学にかかる費用

費用は、選ぶ学校、エージェント、航空会社によって変わってきますが、下記費用でco-op留学する人が多いというものを参考として紹介します。1年のCo-op留学と2年のCo-op留学の場合に分けて解説します。

合計1年のco-op留学に行く場合の費用:532.5万円

項目費用備考
学費100万円学費6か月分+入学金、教材費含む
家賃180万円シェアハウスに1年間住んだ場合
生活費180万円
航空券25万円LCCでなく通常キャリアを利用した場合の往復費用
留学エージェント費用0円手数料無料のエージェントを利用した場合
海外保険費用25万円
ビザ費用2.5万円
合計532.5万円

合計2年のco-op留学に行く場合の費用:972.5万円

項目費用備考
学費200万円学費6か月分+入学金、教材費含む
家賃360万円シェアハウスに1年間住んだ場合
生活費360万円
航空券25万円LCCでなく通常キャリアを利用した場合の往復費用
留学エージェント費用0円手数料無料のエージェントを利用した場合
海外保険費用50万円
ビザ費用2.5万円
合計972.5万円

※為替レート:1$=100円で計算
1年で532.5万円、2年で972.5万円程度がかかるという試算となりました。個人差がかなり出てしまう場合もあるので、ご参考までにご確認ください。下記の記事でカナダ留学でかかる費用について詳しくまとめています。

Co-op留学で稼げる費用

Co-op留学でどの程度稼げるかを紹介します。Co-op留学では、学校へ行く期間とインターンシップをする期間の2つの期間が存在し、2つの期間で就労上限が異なります

就労時間の上限 
 ・学校へ通っている期間:週20時間
 ・インターンシップをしている期間:週40時間

2023/12/1でのバンクーバーの最低賃金が$16.75なので、日本円にして1,834円が最低賃金となります。計算しやすいように最低賃金を1,800円として計算していきます。
※為替レートは、2023/11/15の$1=\109.53を使用

1年間働いた場合(6か月:学校、6か月:インターン)
 ・アルバイト(6か月):86.4万円
 ・インターン(6か月):172.8万円

2年間働いた場合(12か月:学校、12か月:インターン)
 アルバイト(12か月):86.4万円
 インターン(12か月):172.8万円

実際には、留学行ってすぐにアルバイトはできないことも多かったり、上限時間まで働けないこともあります。上記の期間に当てはまらない方も、最低賃金1,800円を目安にどの程度稼げるか確認してみましょう。

Co-opプログラムを提供している学校

インターンシッププログラムを提供しているおすすめの学校を紹介していきます。それぞれの学校によって、得意な分野が異なりますので下記の5つの分野に分けておすすめの学校を紹介していきます。

Co-opプログラムで人気のある分野
 ・ホスピタリティ
 ・IT
 ・ビジネス
 ・看護
 ・エアライン

ホスピタリティ系co-op留学におすすめの学校

ホスピタリティ系とは、主にホテルやレストランなどのサービス業を指します。ホスピタリティ系で働きたい方は、下記の学校がおすすめです。

ホスピタリティ系のCo-opプログラムを提供しているおすすめの学校 
 ・Canadian Tourism College
 ・VanWest College
 ・Arbutus College

上記3校を比較した表が下記となります。

学校名場所学費日本人比率生徒数日本人スタッフ特徴
Canadian Tourism Collegeバンクーバー、サレー$ 17,995
(11カ月)
5%程度300名程度在籍・ホスピタリティ系に特化
・IATAの許可
VanWest Collegeバンクーバー$13,500
(15カ月)
20%程度400名程度在籍・インターンシップ手配100%保証
・入学にはIELTS5.5が必要
Arbutus Collegeバンクーバー$10,078.63
(12か月)
10%程度300名程度在籍・プログラム種類が豊富
・2か月の短期コースもあり

IT系co-op留学におすすめの学校

IT系には、プログラマーからデジタルマーケティング、WEBデザイナーなどITに関わる職種を指しています。IT系でインターンシップをしたい方は、下記の学校がおすすめです。

IT系のCo-opプログラムを提供しているおすすめの学校
 ・CICCC
 ・Tamwood
 ・CCTB

上記3校を比較した表が下記となります。

学校名場所学費日本人比率生徒数日本人スタッフ特徴
CICCCバンクーバー$15,995
(1年)
30%程度3,000名程度在籍・IELTS5.5以上必要
・大規模校
Tamwoodバンクーバー、トロント、ウィスラー$13,941
(1年)
5%程度350名程度在籍・比較的日本人の生徒が少ない
・語学学校併設
CCTBバンクーバー$12,500
(103週)
1%程度100名程度なし・カナダ人生徒が多い
・就職サポート充実

ビジネス系co-op留学におすすめの学校

ビジネス系は、幅広くビジネスの分野について学びます。例えば、マネージメントやカスタマーサービス、マーケティングなどの分野に興味がある方はビジネス系の学校を検討してみましょう。

ビジネス系のCo-opプログラムを提供しているおすすめの学校 
 ・Greystone college
 ・ILAC
 ・SELC Career college

上記3校を比較した表が下記となります。

学校名場所学費日本人比率生徒数日本人スタッフ特徴
Greystone collegeバンクーバー$13,500
(88週)
10%程度200名程度在籍・ILSCグループ
・少人数クラス
ILACバンクーバー、トロント$15,000
(92週)
10%程度200名程度在籍・IELTS4.0以上必要
・語学学校併設
SELC Career collegeバンクーバー$15,000
(1.5年)
20%程度150名程度在籍・仕事斡旋100%
・語学学校併設

医療福祉系co-op留学におすすめの学校

看護系はその名の通り、看護師や介護士として働きたい方におすすめの学校です。看護師としての職歴がある方で、カナダでも看護師のインターンシップをしてみたいという方には特におすすめです。

医療/福祉系のCo-opプログラムを提供しているおすすめの学校 
 ・CDI college
 ・Sprott Shaw College
 ・Camousun College

上記3校を比較した表が下記となります。

学校名場所学費日本人比率生徒数日本人スタッフ特徴
CDI collegeカナダ国内5つの州$16,572約1%200名
(バンクーバ校)
在籍・地元のカナダ人が多い
・プログラム種類豊富
Sprott Shaw CollegeBC州複数箇所$16,638
(66週)
約15%4,000名在籍・1903年創立老舗カレッジ
・IELTS6.0以上
Camousun Collegeビクトリア$25,470
(3学期)
約10%19,000名・BC州最大のカレッジ
・プログラム種類豊富

エアライン系co-op留学におすすめの学校

エアライン系とは、CAとして働きたい人用のコースがある学校を紹介します。

エアライン系のCo-opプログラムを提供しているおすすめの学校 
 ・Eton college
 ・Seneca College
 ・IBT College

上記3校を比較した表が下記となります。

学校名場所学費日本人比率生徒数日本人スタッフ特徴
Eton collegeバンクーバー$17,800
(44週)
約2%約100名・カナダ人が多い
・ダウンタウンの中心
Seneca Collegeオンタリオ州7か所$6,795
(半年)
約1%約25,000名在籍・大規模な学生寮あり
・IELTS6.0が必要
Canadian Tourism Collegeバンクーバー、サレー$ 17,995
(11カ月)
5%約300名在籍・ホスピタリティ系に特化
・IATAの許可

Co-op留学のメリット5選

Co-op留学に行くとどんなメリットがあるのかを詳しく紹介していきます。

Co-op留学のメリット
 ・学生ビザとワーホリのいいとこどり
 ・英語力が上達する
 ・海外で働く経験ができる
 ・就職活動に有利になることがある
 ・有給インターンシップはお金を稼げる

学生ビザとワーホリビザのいいとこどり

Co-op留学では、学生ビザとワーホリビザのいいとこどりをできます。ワーホリや学生ビザでは、学ぶか働くかどちらかがメインになってきますが、Co-op留学では英語や専門知識を学んだ後に、その分野の企業でインターンシップをすることができます。

学んだことを生かして働けるので、インターン先でもより効率的に内容を吸収できます。学ぶだけ、働くだけでは得ることのできない経験をCo-op留学で得ることができます。

基本的には、日本でその分野に関する学歴や職歴がなくても問題ありませんが、看護などは学ぶ内容もかなり専門的なので、医療福祉系のCo-opプログラムを受講される方は、日本での職歴や学歴がある方がおすすめです。

英語力が上達する

Co-op留学では、専門学校に通う前に語学学校に通うことができます。また、専門学校では英語を使って専門知識を学ぶので、専門知識を学びながら英語の勉強をすることができます。インターンシップ先でもビジネス英語を使ったり、さまざまなシチュエーションでの英会話を学ぶことができます。

オフィス系の仕事では、話すだけでなくメールや会議などで必要な英語を学ぶこともできます。語学学校、専門学校、インターンシップ先と色んな環境で英語を学べるのがCo-op留学のメリットとなります。

インターン先には、日本人が一人もいない場合もあります。最初は英語のみの環境に苦戦するかもしれませんが、その経験は必ず自分の役に立つはずです。

海外で働く経験ができる

海外での就労経験は、人生中で貴重な経験となります。日本とカナダでは働き方も大きく異なります。例えば、カナダでは、基本皆さん残業せずに定時になったら帰宅して自分の時間を楽しみます。日本では残業が当たり前になっているので、大きな違いを感じる方が多いかもしれません。

海外の働き方を知ることで、日本を客観的に見ることができるという意味でもよい経験となります。また、カナダは州や都市によって大きく雰囲気が異なります。州それぞれの雰囲気を体感しながら働くことができます。

また、ワーホリではレストランやホテルなどのサービス系で働く場合が多いですが、Co-op留学のインターンシップでは、オフィス系で働く方も多くみえます。オフィスでの働き方が日本とカナダでどんな風に違うのかを比較するのも面白いと思います。

国内外での就職活動に有利になることがある

カナダでのインターンシップが国内外の就職活動に有利になることがあります。インターンシップと同業種の就職先を目指している際には、インターンシップで学んだことがそのまま生かせます。別業種でも語学力や働き方など日本で生かせることは多くあります。

また、ビジネスで通用する英語力を身に着けていることが、グローバル企業では就職に有利に働くことがあります。海外でのインターンシップでどんなことを学んだのか?目標達成にどう努力したのか?をアピールしてもよいと思います。

けいた
けいた

日本での就職活動時には、留学で語学力以外に何を学んだのかを聞いてくる企業もあるので、語学力以外のアピールポイントをしっかりと準備しておくことがおすすめです。

有給インターンシップはお金を稼げる

有給インターンシップはお金を稼ぎながら、貴重な経験もできるので一石二鳥です。Co-op留学の場合は有給のインターンシップが多く、バンクーバーのあるBCなどでは、Co-op留学でのインターンは有給インターンシップでなければならないとのルールが存在します。

ただし、トロントのあるオンタリオ州などでは、無給のインターンシップも認めているので、注意が必要です。無給インターンシップの場合、生活費を稼ぐことができなくなる可能性があるので、有給なのか無給なのかをしっかりと確認しておきましょう。

有給インターンシップは、その企業の社員と同様に給料が出ます。お金は自分が働いた対価としてもらっているので、責任感を持って働きましょう。本気で頑張った経験は、将来の自分のキャリアにきっと生きてくるはずです。

Co-op留学のデメリット3選

Co-op留学のデメリットについて紹介していきます。

Co-op留学のデメリット
 ・専門知識を学ぶには期間が短すぎる場合も
 ・高い英語力が必要になる
 ・無給インターンシップだと生活がつらい

専門知識を学ぶには期間が短すぎる場合も

専門知識を学ぶには、Co-op留学では短い場合もあります。Co-op留学は長くても専門学校1年+インターンシップ1年の合計2年です。専門知識を学ぶのに1年は短い場合があります。初級の専門知識は身につくかもしれませんが、仕事で生かせるほどの知識が学べるかはコースや自分の努力次第になります。

逆に、日本でその分野に関する学歴や職歴があれば、数か月学ぶだけでインターンシップ先で十分働けると思います。また、専門知識が豊富にあることで、自分が希望しているインターン先で働ける可能性が高くなります。

日本での学歴や職歴がある方は、その分野でCo-op留学することがおすすめです。日本での学歴や職歴がない人でも、独学で学んでおくなど準備をしておくことがおすすめです。

高い英語力が必要になる

インターンシップをするということは、現地の企業で現地の方と一緒に働くということなので、英語がある程度話せる必要があります。そのため、英語に不安のある方は専門学校へ行く前に語学学校へ行って英語力をつけてから専門学校へ進学しましょう。

カスタマーサービスやホスピタリティ系は、IELTS5.0~5.5程度とそこまで高い英語力は要求されません。ただし、英語に全く触れてこなかった方にとってIELTS5.5は難しいので、専門学校に入る前に勉強して5.5を取得しておきましょう。

逆に、IT系のWEBやアプリの開発する職種を目指している方は、IELTS6.0程度必要になる場合もあります。IELTS6.0は、一般的にTOEIC750点程度と言われているため、ある程度の勉強時間が必要となります。自分の英語力とも相談して、どのコースに進むか検討しましょう。

無給インターンシップだと生活がつらい

無給インターンシップは、お金を稼げないため生活費は別で得る必要があります。ただし、インターンシップで週40時間働いてしまっていると、そのほかにアルバイトをすることはできません。ですので、貯金を切り崩すか親などから仕送りをしてもらう必要があります。

インターンシップをする期間は学費は発生しないので、学校に通っている方よりは支出は減りますが、収入がない分、どのように生活をやりくりするか検討する必要があります。

バンクーバーなど必ず有給インターンシップが可能な州に行ってしまうのも一つの手です。ただし、無給インターンシップも許可している州にCo-op留学する方で、無給インターンシップを選ぶ方は、どのように生活をしていくかしっかりと検討しておきましょう。

Co-op留学にオススメの人5選

Co-op留学にオススメの人5選を紹介します。

Co-op留学にオススメの人5選
 ・語学だけでなく海外での就労経験を得たい人
 ・専門知識を学んで実践したい人
 ・興味のある分野が決まっている人
 ・カナダでの生活をより長く楽しみたい人
 ・お金を稼ぎたい人

語学だけでなく海外での就労経験を得たい人

Co-op留学では、ここまで紹介してきたように語学と合わせてインターンシップが可能なので、就労経験を得られます。海外での就労は誰でも経験できるものではないので、貴重です。また、インターンシップでの経験が日本や他の国での就職活動をする際に有利になる場合も多いです。

特に、海外では就職前にインターンを経験する学生が多く、インターンでの経験をアピールすることで他の就活生と差別化することができます。他の国でもワーホリなどの制度がありますが、ワーホリでオフィス系の仕事に就くのは簡単ではありません。

その点、Co-op留学はオフィス系の仕事を経験できるので他の国で語学のみまたはアルバイトをしていた学生とも得られる経験値が変わってきます。

専門知識を学んで実践したい人

Co-op留学では、インターンシップをする前に専門学校で希望する分野の専門知識を学ぶことができます。専門学校で知識をインプットして、その知識をインターンシップでアウトプットできるので、効率的に自分の身になります。

大学や大学院への留学では、インプットが多くアウトプットが少なくなってしまう場合もありますが、Co-op留学ではアウトプットの場がしっかりと設けられているのが特徴です。また、学んだ後すぐにインターンシップができるので、学んだ内容を覚えているうちに実践に移せます

仕事ですぐに使える知識と経験を求めている人には、Co-op留学がおすすめです。英語を使いながら海外で働けるというのは、とても貴重な経験となります。

興味のある分野が決まっている人

興味のある分野がすでに決まっている人もCo-op留学におすすめです。特に、下記の分野はカナダ内の複数の専門学校がコースを保有しているので、下記のような分野について学びたい方はCo-op留学を検討してみましょう。

Co-op留学で人気の分野 
 ・ホスピタリティ系(ホテル、レストランなど)
 ・ビジネス系(経営、管理など)
 ・IT系(プログラマー、WEBデザイナーなど)
 ・医療福祉系(看護師、介護士など)
 ・エアライン系(CA)

その他にもコースを開講している分野もあるので、上記以外の分野で興味のある分野が決まっている人は留学エージェントに相談してみましょう。

カナダでの生活をより長く楽しみたい人

Co-op留学では、最大で2年間滞在することができます。ワーホリは1年間のみ滞在することができますが、1年以上カナダでの生活を楽しみたいという人もCo-op留学の検討の余地があると思います。

大学に通えば2年以上滞在することができますが、学費が高く経済的に難しいという人もいると思います。そこで、Co-op留学は2年滞在できるかつ有給インターンシップでお金を稼ぐことができるので、経済的な負担が大幅に軽減される可能性があります。

カナダには長く滞在したいけど、経済的に大学などの学費は払えないという人もCo-op留学を一度検討してみましょう。

お金を稼ぎたい人

最後に、お金を稼ぎたい人もCo-op留学がおすすめです。インターンシップなので、高い給料がもらえるわけではないですが、最低賃金以上のお金をもらえます。そのため、生活に困ることはありませんし、最低賃金は$16.75(バンクーバー)と比較的高いのでうまくやりくりすることで貯金もできます。

ワーホリでも稼ぐことはできますが、より安定して毎月給料が入ってくるのはインターンシップかと思います。お金を稼ぎながら留学をしたい人は、Co-op留学を検討してみましょう。

Co-op留学に関するQ&A

Co-op留学は、必ず希望のインターン先で働けるの?

必ず希望のインターン先で働けるわけではありません。インターン先は、自分で見つけてレジュメ提出、面接を受ける必要があります。そこで受かった企業でインターンシップが可能となります。

Co-op留学では必ず給料がもらえるの?

州によって異なります。ブリティッシュコロンビア州では、Co-opでのインターンシップは有給と法律で決まっていますが、オンタリオ州などは法律で定められていないので、無給インターンシップの場合もあります。

Co-op留学にはどれくらいの英語力が必要?

受講するコースによって必要な英語力が異なります。例えば、ホスピタリティ系であればIELTS5.0程度でIT系ではIELTS6.0程度が必要となることがあります。学校やコースによって異なるので、事前に調査しておきましょう。

インターン先が見つからないこともある?

見つからない可能性もあります。ただし、専門学校でレジュメのチェックや面接のアドバイスなど就職支援をしてもらえるので、基本的には見つかる場合が多いです。ただし、必ず見つかるという保証はないので、専門知識をつけて万全の対策をしてインターン先を探しましょう。

日本帰国後にCo-op留学の経験は役立つの?

必ずしも役立つとは限りませんが、役立つ場合も多いと思います。例えば、インターン先と同分野の企業であれば直接インターンでの経験をアピールできます。また、海外で働いていたということでグローバル人材としてのアピールをすることも可能かと思います。

まとめ:Co-op留学は、学生ビザとワーホリビザのいいとこどり!

まとめ
まとめ

ここまで、カナダのCo-op留学について紹介してきました。Co-op留学は他の国にはないカナダ独自の制度となります。Co-op留学にかかる費用と稼げる費用の目安は下記のとおりです。

Co-op留学の費用の目安
 1年のCo-op留学:約532.5万円
 2年のCo-op留学:約972.5万円

Co-op留学で稼げる費用の目安
 1年間働いた場合(6か月:学校、6か月:インターン)
 ・アルバイト(6か月):86.4万円
 ・インターン(6か月):172.8万円
 2年間働いた場合(12か月:学校、12か月:インターン)
 アルバイト(12か月):86.4万円
 インターン(12か月):172.8万円

1年間働いた場合(6か月:学校、6か月:インターン)
 ・アルバイト(6か月):86.4万円
 ・インターン(6か月):172.8万円

2年間働いた場合(12か月:学校、12か月:インターン)
 アルバイト(12か月):86.4万円
 インターン(12か月):172.8万円

Co-op留学は、メリットが多く下記のようなメリットがあります。

Co-op留学のメリット
 ・学生ビザとワーホリのいいとこどり
 ・英語力が上達する
 ・海外で働く経験ができる
 ・就職活動に有利になることがある
 ・有給インターンシップはお金を稼げる

逆に、デメリットは下記の通りです。

Co-op留学のデメリット
 ・専門知識を学ぶには期間が短すぎる場合も
 ・高い英語力が必要になる
 ・無給インターンシップだと生活がつらい

Co-op留学は、下記のような人におすすめですので、下記に当てはまる人はCo-op留学を検討してみましょう。

Co-op留学にオススメの人5選
 ・語学だけでなく海外での就労経験を得たい人
 ・専門知識を学んで実践したい人
 ・興味のある分野が決まっている人
 ・カナダでの生活をより長く楽しみたい人
 ・お金を稼ぎたい人

Co-op留学や留学全般について、不明点などありましたらこちらからお問合せください。

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