【徹底解説】オーストラリア留学の保険！OHSC?おすすめ保険は？

下記のような悩みはありませんか？

留学前の私も下記のように思っていました。

保険は複雑で難しい印象をお持ちの方も多いと思います。私自身、留学前にどの保険に入ればよいか迷っていました。そこで、本記事ではなるべくシンプルに誰でもわかるように留学時の保険について解説していきます。

留学3回と海外留学会社で働いた経験から、保険についてまとめています。海外保険は複雑ですが、加入しないと留学先で大変なことになってしまいます。この1記事で、必要な海外の保険の知識はつきますので頑張って読んでみてください。

本記事では、下記がわかります。

オーストラリア留学時に海外保険に加入する必要があるの？

オーストラリア留学時に海外保険への加入は必須です。保険加入をしておらず、病院で診察を受けたり入院したりすると莫大なお金がかかります。

安心して留学生活を送るためにも海外保険へは加入しましょう。このようなデータも出ています。

海外渡航中の事故発生率は4.14%である。
24人に1人は、海外で何らかの事故に遭っています。

ジェイアイ損害火災保険株式会社(トラベルデータ)

留学前に海外専用の保険を契約して渡航することが一般的です。ただし、日本で加入している保険で海外保険もカバーしてくれる保険会社もあります。

まずは、現在日本で加入している保険が海外でも適用されるかを確認してみましょう。また、補償内容は十分か留学エージェントなどに確認してみましょう。

ビザごとにおすすめの保険

オーストラリアの留学時は、ビザごとにおすすめの保険が異なります。それぞれのビザごとにおすすめの保険を解説していきます。下記表のようにどのビザで留学する際も保険加入は必須ですが、保険の種類が3種類ありますのでそれぞれのビザでおすすめの保険を紹介します。

	OSHC ※1	一般的な海外旅行保険 ※2	クレジットカード付帯保険 ※3
学生ビザ	加入必須	加入可能 (OSHCとダブル加入も可)	加入可能 (ただし、90日以内に限る)
ワーホリビザ	加入可能	加入可能	加入可能 (ただし、90日以内に限る)
観光ビザ	加入可能	加入可能	加入可能 (ただし、90日以内に限る)

ビザについて、詳しくは下記の記事で解説しています。

※1 OSHC(Overseas Student Health Cover)とは？

学生ビザで渡豪される方が必須加入の保険がOSHCです。いわゆる“留学生健康保険”です。留学エージェントと契約している人は、エージェント(実際には、語学学校)が代行してくれることが多いです。　

まずは、留学エージェントに相談してみましょう。費用としては、月額40～50ドル程度の保険で下記のような会社が提供している保険です。

費用は良心的ですがその分カバーしている保険も少ない(補償が比較的薄い)ので注意しましょう。例えば、死亡保険などはOSHCに含まれていません。OSHC保険の補償内容が不安な方は、一般的な海外旅行保険と組み合わせることも可能です。

OSHC保険に入ると、OSHC用の保険カードが発行されます。基本的には現地語学学校で受け取り、病院にかかるときにカードを見せることで保険が適用されます。

※2 一般的な海外旅行保険とは？

一般的な海外旅行保険は、任意の海外保険です。下記のような会社から提供されている保険で、プランなど自由に選択が可能です。

ワーホリビザや観光ビザで渡航される方は加入していきましょう。学生ビザで渡航される方も、OSHCとダブルで加入することをおすすめします。一般的な海外旅行保険の方が補償内容が充実しているので、OSHCでカバーできないところをカバーできます。　

※3 クレジットカード付帯保険とは？

クレジットカードに付帯している海外保険です。適用期間が、90日以内のカードが多いので90日以内の短期で留学する人向けの保険です。

補償内容は、カードによって異なりますが死亡補償1000万～2000万円、傷害補償100万～300万円のカードが多いです。年会費無料で保険が付帯しているカードもありますので、費用を抑えたい人にはおすすめです。

クレジットカードの付帯には利用付帯と自動付帯の2種類あるので注意が必要です。2種類の違いは、記事下部の注意点で解説しています。

利用付帯/自動付帯の違いや、留学におすすめのクレジットカードは下記の記事で解説しています。

オーストラリア留学時の保険徹底比較

ここでは、一般的な海外旅行保険の徹底比較をしていきます。

オーストラリア留学におすすめの保険会社3選

一般的な海外保険の中でおすすめの保険3選を紹介します。

AIG損害保険

総合的に一番おすすめ！世界55万箇所以上でキャッシュレスメディカルサービス※を受けられる。

キャッシュレスメディカルサービス提携先	あり(世界55万箇所以上)
留学生用保険の有無	あり
歯科治療オプション	あり
申し込み期日	当日
緊急一時帰国費用補償	あり

※キャッシュレスメディカルサービスとは？
現地で治療費を自己負担することなく、治療を受けられるサービス

＼資料無料請求／

ジェイアイ損害火災保険

歯科治療費補償あり。大手旅行会社JTBとAIGの合弁会社のため、各JTB店舗で申し込み可能です。

キャッシュレスメディカルサービス提携先	あり(世界300か所以上)
留学生用保険の有無	あり
歯科治療オプション	あり
申し込み期日	ー
緊急一時帰国費用補償	あり

＼JTBとAIGの合弁会社／

東京海上日動

契約内容のカスタマイズが可能です。必要保険だけつけることができるので、費用を抑えたい人にはおすすめです。

キャッシュレスメディカルサービス提携先	あり(世界280か所以上)
留学生用保険の有無	あり
歯科治療オプション	なし
申し込み期日	当日
緊急一時帰国費用補償	あり

＼大手保険会社／

オーストラリア留学時の保険注意点3選

オーストラリアでは歯の治療は保険適用外

オーストラリアは日本とは違い、歯の治療は保険適用外です。他のサイトを見ていると、下記のような治療費が出てきました。

親知らずの抜歯：300ドル
虫歯の治療：200ドル

10to1travel

驚くほど高くはありませんが、歯に不安がある方は歯の治療補償を付けておきましょう。OSHCには歯の補償はありません。歯の補償を付けたい方は、一般的な海外保険で歯の補償オプションを付けましょう。

OSHCは医療保険のみカバー

OSHCは、医療保険のみをカバーする保険です。OSHCで適用される項目、適用外の項目を下記で紹介します。

オーストラリア留学センターさんの記事で詳しく書かれています。

死亡時や盗難/破損時の補償がついていないのが少し気になります。安心して留学生活を送るために、OSHCにプラスして一般的な海外旅行保険に加入することをオススメします。

クレジットカード付帯保険は90日以内が基本

クレジットカード付帯保険は適用期間が基本的に90日以内です。90日以上の長期留学者には向きませんので注意が必要です。また、クレジットカードの付帯保険には下記2種類あります。

自動付帯は、カードを所持しているだけで保険が適用されるもの。利用付帯は、渡航する際の交通機関などに使ったときのみ適用されるものです。

利用付帯はカードを所持しているだけでは、保険が適用されませんので注意が必要です。オーストラリア留学におすすめのクレジットカードは下記の記事で紹介しています。

まとめ：目的によっておすすめのビザが異なる！

本記事では、オーストラリア留学時の保険について解説してきました。留学時の保険についてなんとなく理解できましたでしょうか？

まとめると、オーストラリア留学時の保険は下記のようになっています。

不明な点がある方はこちらよりお問合せください。