アメリカのグリーンカード(永住権)抽選があるって本当?
抽選の条件と当選確率を知りたい
アメリカのグリーンカード(永住権)は、抽選で行われているという話を聞いたことある方もいると思います。アメリカに住んでみたいけど、抽選に申し込むのって難しそうと思っている人も多いのではないでしょうか。私自身、2020年~2021年に申請してみた経験から本記事では、アメリカのグリーンカード抽選について、徹底的に解説していきます。本記事では、下記がわかります。
・グリーンカード抽選の概要
・グリーンカード抽選に参加する方法
・グリーンカード抽選におすすめのエージェント
アメリカのグリーンカードとは?抽選(DVプログラム)とは?
まずは、グリーンカードとはそもそも何か?また、グリーンカード抽選とはどのように行われているのかを下記で解説していきます。
アメリカのグリーンカードについて
まず、アメリカのグリーンカードについて詳しく解説していきます。グリーンカードとは一言でいうと、アメリカの永住権です。海外の国で働いたり、学校に通う際には、ビザが必要となります。
海外で必要なビザ
海外で働く場合→就労ビザ
海外の学校へ通う場合→学生ビザ
海外で自由に学校へ通ったり働ける→永住権
グリーンカードは永住権であため、アメリカで自由に学校へ通ったり、働いたりすることができます。グリーンカードを手に入れるためには、主に下記のような方法があります。
グリーンカードを入手する主な方法
・アメリカ国籍の人と結婚する
・アメリカの会社にスポンサーしてもらう
・グリーンカード抽選で当選する
グリーンカードを入手する方法のなかでも、本記事ではグリーンカード抽選について解説していきます。
グリーンカード抽選(DVプログラム)の条件と当選確率について
グリーンカード抽選は、DVプログラムと呼ばれています。DVは、Diversity Immigrants Visa Programを省略したものです。永住権を抽選で選んでいる国は珍しく、アメリカは独特の制度を持っていると言えます。海外で永住権を取得するためには、通常職歴や学歴、語学力などが必要となりますが、抽選で当選すれば永住権を取得できるアメリカは、より多くの人にチャンスがある制度です。
DVプログラムは、アメリカへの移民数が少ない国の国民に与えられる完全ランダム抽選で、年に1回開催されており、下記のような日程になることが多いです。
- 10月抽選参加申請期間開始
- 11月抽選参加申請期間終了
- 翌5月結果発表
年によって日にちがずれることがあるので、アメリカ政府のWebサイトを定期的にチェックしておきましょう。DVプログラムに参加するには、下記のような条件を満たす必要があります。
DVプログラムに参加する条件
・日本で生まれている
・高校を卒業している(または2年の職歴)
上記2点のみを満たしていれば、申請できるため、多くの人が申請できるプログラムとなります。また、下記が過去のデータに基づいたDVプログラムの当選確率となります。
過去のデータをもとにしたDVプログラムでの当選確率
(全世界)
年間発給数:55,000件
年間申請数:約1500万件
当選確率:約0.4%
(日本人)
年間発給数:数百人
年間申請者:20,000人
当選確率:約1.5%
他国と比較しても日本人の当選確率は高く、毎年根気強く応募することで当選する可能性を広げることができます。また、夫婦や家族で応募することでより当選確率を上げることも可能です。
ちなみに、抽選に参加するための費用は無料です!
DVプログラムに参加する方法
DVプログラムに参加する方法としては、下記のように2種類ありますので、それぞれについて解説していきます。
DVプログラムに参加する方法
・個人で申請する
・エージェントに代行申請してもらう
個人で申請する
まずは、個人で申請するというパターンです。申請としては、アメリカ政府のサイトからオンライン上で申請可能なため、英語がある程度できる方は個人でも申請可能です。ただし、入力に間違いがあると、抽選に参加すらできなくなってしまうため、個人で申請する方は注意が必要です。
私自身、個人で2021年と2022年に申請しましたが、落選しました。入力事項が間違っていて、そもそも抽選に参加できなかったのか、抽選に参加はできたが落選したのかはわかりませんでした。確実に抽選に参加したいという方は、個人申請ではなく、エージェントに代行申請してもらった方が確実に抽選に参加できると思います。
個人で申請する方は、アメリカ政府のWebサイトから申請可能ですので、実施してみましょう。また、申請時には指定サイズの写真が必要となりますので、写真を準備してから申請するようにしましょう。
個人申請もそこまで時間がかかるものではないですが、次回以降抽選に参加するときは確実性の観点からエージェントに依頼しようと思っています。
エージェントに代行申請してもらう
次に、エージェントに代行申請してもらうという方法です。エージェントによって異なりますが、下記のようなことを代行してくれる場合が多いです。
代行エージェントの主なサポート内容
・抽選への応募
・結果の確認
・当選後のビザ申請代行
・当選後の面接対策サポート
抽選の応募を代行してくれるため、個人申請と比較して入力間違いなどを減らすことができます。また、応募してから結果が出るまでに半年程度かかるのですが、エージェントに依頼することで、忘れずに確認してご本人に伝えていただけます。当選した後にビザの申請やアメリカ大使館での面接があるのですが、ビザ申請と面接サポートをしてもらえるのもエージェントを利用するメリットです。
ただし、エージェントを利用する場合、サポート費用を支払う必要があります。以前は、高額のサポート料を請求するエージェントさんも存在しましたが、最近では1万円以下と良心的な費用でサポートしてくれるエージェントさんも存在しているため、エージェントさんに依頼するのも一つの方法です。
DVプログラムにおすすめのエージェント3選
エージェントに代行依頼する場合、どのエージェントにお願いすればいいの?
個人ではなく、より確実なエージェントに依頼したいと考えている人もいるのではないでしょうか。そこで、下記のような項目からおすすめのエージェントを3社紹介しますので、参考にしてみてください。
エージェントの選考基準
・代行手数料が1万円以下か?
・これまでに代行した実績があるか?
・無料相談があるか?
上記のような観点から選んだ結果、下記の3社がおすすめです。それぞれの会社について紹介していきますので、参考にしてみてください。
おすすめの代行エージェント3社
・Sunset Advisory
・グリーンカードジェーピー
・GreenCard.com
Sunset Advisory
まずは、Sunsed Advisoryです。Sunset Advisoryは、総合的にみて最もおすすめのビザ申請代行サービス会社です。下記のような代行内容で、申請1回につき8,000円で代行を依頼できます。
主な代行内容
・抽選の申請代行
・抽選結果を伝える
・ビザ申請代行
・面接対策サポート
下記がSunset Advisoryを利用するメリットとデメリットです。
メリット
・代行手数料が8,000円/回と安価
・過去に当選した方の代行実績あり
・代表がアメリカ在住
・無理な勧誘などがない
デメリット
・会社設立から日が浅い(2021年設立)
Sunset Advisoryは、代表の方が実際にアメリカで永住権を取得された日本人の方で、グリーンカード抽選について、これまでに200名以上の相談を受けており、実際に当選した方の代行実績も持っています。2021年に設立と比較的新しい会社ではありますが、実績はある会社です。
“代表の方がより多くの方にアメリカ移住の可能性を”と実施しているサービスであり、強引な勧誘などはないため、安心して利用できる点もメリットです。また、8,000円という安価な費用の中には、抽選の代行だけではなく、当選した場合のビザ申請代行や面接対策サポートなども含まれているため、かなり良心的な価格設定になっています。
基本情報
会社名 | Sunset Advisory Inc |
費用 | 8,000円/回 |
無料相談 | あり |
Webサイト | https://nyj1support.jp/ |
無料相談会を実施していますので、気になる方はまずは無料相談会に参加してみましょう。
\オンラインでの無料相談が可能/
グリーンカードジェーピー
次に、グリーンカードジェーピーです。グリーンカードジェーピーは、1996年にDVプログラムの代行サービスを開始してすでに25年以上サービスを提供している会社です。下記がグリーンカードジェーピーを利用するメリットとデメリットです。
メリット
・8,000円/回と安価な価格設定
・2回目以降の申請は6,000円/回
・これまでの代行実績が豊富
デメリット
・無料相談会がない
グリーンカードジェーピーもSunset Advisoryと同様に、DVプログラムへの抽選代行から抽選結果確認、当選後のサポートを8,000円で実施しています。また、2回目以降のリピーターは、6,000円/回で依頼できる点もグリーンカードジェーピーを使うメリットです。2025年のDVプログラムでは、グリーンカードジェーピーから17名の当選がありました。
無料相談の有無がSunset Advisoryとの相違点となります。事前に相談してからサービスを利用したい方はSunset Advisory、過去の実績をより重視したい方は、グリーンカードジェーピーに相談するのがおすすめです。
基本情報
会社名 | 株式会社ECS |
住所 | 〒550-0027 大阪市西区九条1-28-14-8F |
費用 | 8,000円/回 (リピーター:6,000円/回) |
無料相談 | なし |
Webサイト | https://www.green-card.jp/ |
\豊富な実績の代行エージェント/
GreenCard.com
最後に、GreenCard.comです。GreenCard.comは、NSIビジネスサポート会社が提供しているDVプログラムの抽選代行サービスです。もともとはハワイに拠点を置いておりましたが、現在は日本でも法人登記されています。下記が、GrennCard.comを利用するメリットとデメリットです。
メリット
・早期割引を利用することで安価に利用可能
・過去に当選した方の代行実績あり
・オプション利用が可能
デメリット
・無料相談会がない
・上記の2社と比較すると費用が若干高い
GreenCard.comのサービス内容は、上記の2社と同様に申請代行から抽選結果の確認、当選後の面接サポートなどが含まれています。費用は、8,140円と上記2社より若干高いですが、早割を利用することで7,590円に費用を抑えることが可能です。また、既婚の方の申請や写真撮影オプションを追加でつけることもできます。
無料相談会はありませんが、メールや電話にて問い合わせはすることができますので、気になる方は問い合わせをしてみるのも良いかと思います。
基本情報
会社名 | NSIビジネスサポート株式会社 |
住所 | 〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-2-3 鈴和ビル8階C室 |
費用 | 8,140円/回 (早割などの割引特典あり) |
無料相談 | なし |
Webサイト | https://greencard.jp |
\早割などの特典あり/
DVプログラムに関するよくある質問
DVプログラムに関するよくある質問を下記で回答していますので、参考までにご確認ください。
DVプログラムの当選確率を上げる方法はありますか?
夫婦で抽選に参加することと毎年継続して抽選に参加することです。単年で一人で申し込む場合、当選確率は1.5%程度ですが、家族と毎年申請することで当選確率は段々高まっていきます。
当選したらその後はどうなりますか?
DVプログラムに当選した場合、ビザ申請書類を提出してビザ申請面接がアメリカ大使館で実施されます。面接後に、費用を支払ってグリーンカードを取得するという流れになります。
英語力がなくても問題ない?
申請自体には英語力がなくても問題ありません。当選後のビザ申請面接は英語での面接となりますが、エージェントの面接対策サポートでしっかりと準備して臨むことで乗り切れる場合が多いです。
高卒でもDVプログラムは参加できますか?
はい、可能です。日本生まれで高卒以上の学歴があれば申請可能です。
まとめ:まずは、Sunset Advisoryの無料相談会に参加してみるのがおすすめ!
ここまで、グリーンカードの抽選(DVプログラム)について解説してきました。DVプログラムは、申請者のなかから完全ランダムで当選者が決まるプログラムのため、より多くの人にアメリカ移住のチャンスがある制度です。
個人で応募する方法とエージェントに代行応募してもらう方法の2種類があります。英語が不安な方やより確実に申請をしたい方はエージェントを利用して申請することがおすすめです。
申請に迷っている方は、無料相談会を実施しているSunset Advisoryにまずは相談してみるのがおすすめです。無料相談会に参加してみて、実際に依頼するのかどうかを決めることで無駄な費用を使わずに済みます。また、Sunset Advisoryの無料相談はオンラインでどこかへ出向く必要もないので気になった方は無料相談会に参加してみましょう。
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